独断と偏見による属性攻撃考察 ややマイナー編
●木属性、植物属性
・物質的な強度に劣る
・花を咲かせると見映えが良い
・正直なところ、物理的なアドバンテージが全くわからない
・地属性や毒属性のような他属性との親和性は高い。また、五行思想的には雷や風も木行の範疇である
・↑に加え、生命力のイメージなど、抽象化によって株を上げるのかも
●音属性
・文字通りの“音速”であり、着弾は速い
・速い、見えない、防げない
・音響兵器のように物質的な影響を与えるパターンと、対象の聴覚を介して精神や神経に作用する非破壊的なパターンがある
・防御側が逆位相の音をぶつけて相殺するなど、特殊な対策を要する。それ故に解決策が限定されて陳腐化しがちでは
・視覚的に地味
●精神属性、神経属性
・眠らせる魔法などはゲームで“補助”とされがちであるが、普通に理不尽な強さかと思われる
・存在意義を持たせ、なおかつ、物語が破綻しないよう、特に繊細な“レジスト”“無効化”描写の匙加減が大事と思われる
・洗脳や誘惑なども頻出要素だが、それが実現してしまうと、全人類の人格だとか尊厳だとかアイデンティティだとかが常に脅かされる……究極的にはそれらが単純に存在するだけで全人類(知的生命体)が自我を信頼出来なくなる、世界的な大事となる
●治癒属性
・毒と同様、原理をきちんと決める必要がある。細胞の活性化、代謝促進など生体的な“変異”なのか、時間を巻き戻すようなものなのか、欠損した部位を新たに再現するのか、などなど
・細胞の急速な活性化とは、時に“癌”とも言う
・解毒に関しても、毒の種類や性質が単一では無いので“キュアポイズン”などと言う単一の魔法であらゆる毒・病に対応するのは難しいと思われる。不純物の除去にしても何をもって不純物とし、身体に必要なものまで除去してしまわないか? なども課題となる
・ヒーラーを医者に当て嵌めるなら、現実の病院のように治せる領域がかなり細分化されるのでは(内科、整形外科、脳神経外科、耳鼻科、眼科、などなどなど)
・ゲームでありがちな「アンデッドに対してダメージ」効果に関しては、意外と想像が膨らませやすい。単純に「腐敗の促進」だったり「一部の組織を復元する事で、周りの腐敗した組織とのギャップを生じさせてその部位を破壊」など
●無属性、万能属性
・原理があやふやになりやすい
・外力によって対象物に破壊を加える時点で、そこには何らかの“属性=言い換えれば被害の要因”が生じている。炎や水でなくとも、棍棒で殴ったのなら打撃・衝撃と言った属性が生じている
・恐らくゲームにおいて、剣などの武器攻撃が無属性とされていた事の名残かも知れない
その昔、波動拳を撃てるようになる事を夢見たものですが、よくよく考えると波動拳とは熱なのか、打撃なのか。
その理も知らず、疑問にさえ思わなかった私には会得する事など出来なかったのです。
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