第318話 季語づくし 🌄



 久しぶりに早朝散歩に出かけました。

 冬帽子に手袋、ダウンコートを着て。


 夜のあいだに霜の妖精たちが銀のスティックを振ってまわったのでしょう、冬田も畑の葱や冬菜も、土手の枯れ草も、一面に霜の粉砂糖をかけたようになっています。


 はるか西に連なる雪嶺は、明け染めた冬の空にギザギザの稜線を浮かべています。

 電線の上には、小ぶりなふくら雀どちが、10羽ぐらいずつ2列に並んでいます。


 枯菊は黄色で、冬木立の裸木には紅をひそませた冬木の芽が固く身を守り……。

 厳寒の1月2月に日脚が伸びたら、いっせいにつぎの季節に移るのでしょうね。


      *


 冬の季語を20個ほど入れてみました。(#^.^#)


 

 


 

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