第226話 赤トンボ 🌞



 澄んだ空気を、尻尾に力を入れた感じの赤トンボが、ついっと横ぎって行きます。


 幼いころは、真夏の太陽に照らされつづけたからあんなに赤くなったのだと思っていましたが、ものの本によれば(と格好をつけてみましたが、もちろん、いまどきはウィキペディアですよね(笑))、赤くなくても赤トンボと呼ぶ場合もあるとか。


 ついでに言えば、トンボが「勝ち虫」と呼ばれ、好んで戦国武将の兜や鎧のマークに採用されたのは、前進するばかりで後退しない、不退転の意味からだそうです。


 なんか今回は蘊蓄うんちくめいて恐縮です。<(_ _)>

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