第198話 コスモス 🌺




「未来を担う農業後継者支援事業」と厳めしく表示されているビニールハウスの横の道に添うコスモスの群落に、いかにも初秋らしい、あざやかな花が咲き始めました。


 群れ咲きのときは、あまりに花が多すぎて気に留めなかったのですが、とくに紅色のくっきりした一輪に近寄って見ますと、8枚の花弁の真ん中に黄色い花芯があり、花弁と花弁の隙間が他の種類の花より広いので、宙に浮いたように見えるのですね。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る