第154話 ブルーベリー 🍒
長かった梅雨が明けると、ブルーベリーの収穫の時期がやって来ます。☀
青いネットの覆いに守られた、人の丈ほどのもある木に生る紫色の小さな果実は、白い粉を噴いて熟しつつ、最適な時期に摘み取られるときを待っています。
早すぎると酸っぱいし、遅すぎると形が崩れるしで、なかなか難しいのですが、春先から愛情をこめて育てて来たかあさんがもっともいい時期に大事に摘み取り、毎年さしあげている友人や知人のお宅に届けてくれるにちがいありません。(^.^)
――ぼくの、あたしの、最高の瞬間を摘んでね。
ブルーのネット越しの太陽を存分に浴びながら、渋い紫色をしたブルーベリーの坊ちゃんや嬢ちゃんたちは、満を持して(笑)そのときを待っているようですよ。
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