第61話 修学旅行1日目

「泳ぐぞ翼!」

「行くぜヤンキー君!」


ドボン!


「あぷあぷ」

「翼ァァァァあ!」

「危ねぇ」

「お前泳げないのか……」

「泳げっけど水深5メートルは聞いてなかった」

「あぶねえやつだな」

「三途の川が見えたぜ」

「お、そーいう還り道?」

「しゃれになんねーよ」

「ったく何で泳ぎが得意じゃねーのにパーカーなんぞ着てきたんだ?」

「かっこいいから!」

「わかるぜ!」

「男ならかっこいい一択!」

「わかる……分かるぜ相棒!」

「さすがヤンキー君」

「任せろ相棒!」

「あの夕日に向かって泳げ!」

「青春だぁぁああ」


「あぷあぷ」

「あいぼぉぉぉぉぉぉおおおおお!」


1日目、死ぬかと思った

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る