人物紹介1

 タイトル通り人物紹介入ります。身長や髪型、髪色などを急いで改めてちゃんと決めました。


 もし最初に言ってたやつと違うところがあったらこっちが正式です。すみません。あと長いです。


※これは人物紹介と書いてありますが実際は作者から見た裏話や客観的意見が大半です。

 本編で出てない情報も混じっていますので見た方が良いとは思いますが、結構後悔するかもしれない内容となっております。

 具体的にはたまにディスりが入ります。《例:主人公は陰キャ》

 作者がキャラをこんな風に思っているんだと知りたい方はぜひ読み進め、知りたくない方はぜひ飛ばした方がよろしいです。それでは参りましょう!



篠崎空しのざきそら(19)



 本作の主人公。顔は普通寄りの中の上ぐらいで若干童顔の陰キャ。身長は175cm。茶色混じりの黒髪。両親が5年前に亡くなり、今は探索者として妹の水葉の生活費と治療費を稼いでいる。


 数奇な運命によって、二重迷宮で元精霊王を名乗るエフィタルシュタインと契約を果たした。実力はF級探索者の中では上位程度だったが、3章終了時点ではA級探索者以上となっている。


 短剣を武器にしているが、最近双剣に切り替える方針。どちらも師匠から勧められた武器から分かる通り、信頼したらとことん信頼する人物。


 実力は当然そこらの大人よりも強い。しかし精神の方は幼く理想主義者的な発言が目立つ。咄嗟の判断力、決断力は欠けているが、限界までキレたの勢いは凄まじい。


 なお恋愛経験に乏しく、ヤンデレ気味の初芝琴香を好いてしまっているが、お互い家族と言う物に飢えており共依存しているため不思議と関係は成り立っている。



松原まつばら(27)



 D級パワー系探索者。空を軽くいじめていた。仕事なのでパワハラと呼ぶべきかもしれない。


 狼型のモンスターに噛み殺され死亡。遺体すら戻ってこなかったので遺族は泣いた。二重迷宮での唯一の犠牲者。



藤森ふじもり(24)



 C級火魔法系探索者。プラチナブロンドヘアをサラッとさせるナルシスト(顔は良い)。二重迷宮の際、主人公を囮にして無事逃亡を果たす。主人公の家族を人質に脅した。D級迷宮にて篠崎ごと全員を口封じに殺そうとして返り討ちに遭う。


 探索者は迷宮攻略のために必要な存在なので罪は軽く、数年経てば出てこられる。そのため主人公は藤森の目が無くても大本に言い出すような真似はしなかった。


 主人公にボコられはしたがまだ死んでないので、いずれ再登場する可能性もある。しかし現実世界の都合上、どうやって殺した後の隠蔽処理を作者は思案中。



・エフィタルシュタイン(愛称はエフィー)(???)



 主人公と契約した元精霊王を名乗る精霊。白銀色の髪をしたのじゃロリBBA。意味深な発言とミステリアス(笑)な雰囲気を持っていて、多分1番読者に考察面でのストレスを与えている。


 また1番最初に登場する女の子でありながらヒロインと呼ぶにはヒロイン力が足りないせいで、主人公からペット枠と呼ばれるほど。


 精霊王と言う割には契約の時にしか力を発揮しないので、読者としても日常回での印象しか残っていないはず。物語後半での活躍が望まれる。


 擁護しておくと実力は作中でも最上級に分類されるのだが、とある事情から本気は出せない。


 一応、人形(手のひらサイズ)から成人女性にまで自由に姿を変えられる。ただし体のサイズに応じた魔力を使用するため、普段は幼女までの姿しか見せない。


 多分土下座すれば自由に変えてくれるので、もし契約できたら自分の好み(性癖)に合わせよう。ただし大人の姿でも胸は平均的なサイズには1歩届かない。



大本おおもと(38)



 180センチを超える細身の長身。オレンジ色の髪を少し逆立たせている。年齢よりも十祭は若く見える。A級スピード系発現者であり、探索者組合の近畿支部長。主人公たちが成長していると一番最初に疑った人物。


 諸星組合のマスターである栄咲大地とは旧知の知り合い。またなまじ優秀であるため苦労人。あまり活躍してないのでさせたいが、如何せんその場がない。



・A級回復系探索者(31)



 二重迷宮の際に呼び出された人物。名前はないが、実は迷宮崩壊当時に初芝琴香と出会っており、心の救いになった人物の一人である。


 元白虎組合所属だったが今は探索者組合に所属している。空とも何度か顔は合わせているが、気まずいので話しかけたりはしない。



諸星翔馬もろぼししょうま(19)



 主人公の親友。食材を片手にご飯を食べに来る。諸星組合を経営する諸星成彦社長の次男。過去2年ほど仲違いをしていたが、無事に仲直りしている。


 空と穂乃果の中をできる限り取り持とうとしていたが、空のあまりの鈍感さに殺意を覚えたことは1度や2度ではない。空の性癖クイズゲームはその意趣返しである。


 成績は良いが長男とは違い公立の高校に進んだため、一時期親とは疎遠になっていた。迷宮崩壊の後は私立高校に通いだした。


 空が大阪から京都に戻ってくる際には自らと同じ高校に編入させた。なお空はちゃんと編入試験は合格しているので、裏口入学ではない。



篠崎水葉しのざきみずは(14)



 主人公の妹。小学生の9歳時から眠り続けているが、体は多少成長しており現在は14歳。明らかにブラコンと言うか兄を異性として好いている。


 両親はそれを分かっていたが、思春期になれば空を嫌いになってしまう可能性があるので、わざわざ今の仲良しな関係を引き裂くのは辞めておこうと判断していた。絶対に判断ミスだと思う。


 迷宮崩壊の時に傷を負った状態で魔力を浴びた結果、魔力抵抗力が弱かったためこのような結果になっている。


 白霊草モーリュで魔力抵抗力を上げ、空が一香から勧められていた魔力自体を底上げする素材を使った魔力増強薬を使えば目覚められる。目覚めの時は近い……多分。



初芝琴香はつしばことか(21)



 D級回復系探索者から2章の最後にA級回復系探索者に昇格している。ブロンドヘアのツーサイドアップの髪型。


 身長は155センチと低いが胸は結構あってFカップもある。いわゆるロリ巨乳であった。


 主人公とは最初、傘関係でちょっとした縁からデートに出かけたりした関係。迷宮で一度人間として死に、精霊として生き返っている。


 クラスの男子からからかわれ(実際はモテていたが男子小学生はこれだから……)、片親だった母にネグレクト、義父に強姦未遂された背景があり、男性が少し苦手。


 数年の特訓で人並みには話せるように見えているが、実は今も少し警戒している。


 主人公の事がとても好き。もう凄く大好き。出会いは特殊で心が弱っているところに空の無意識な行いが一目惚れさせる原因となった。ヤンデレ。


 天然でアホっぽく見せているがここぞと言う時の洞察力は凄まじい。普段の対応は基本的に半分演技である(つまり半分は天然)

 成人してるのにお酒やタバコを売って貰えない。健康保険証を見せても疑われる。なお買ったこともほとんど無いのであまり問題ではないが。


 実は作者が早くヒロインを出さねば!(エフィーから目を逸らしながら)と使命感に駆られてとりあえず出したキャラ。



北垣超時きたがきちょうじ(34)



 D級パワー系探索者。30代のおじさん。空、琴香、北垣の3人組でよく固まっている。2人の仲を把握してどうにか取り持ちたいと考えていた。


 実は王に仕える使徒の1人で、実力は現在のエフィーよりも上となっている。空のいつから使徒だったのかと言う質問ははぐらかした。


 物語としても9人の王達に次ぐ実力を保有しており、王の命令で精霊王の契約者にちょっとしたアドバイスを授けている。夢でも現れたことがあった。


 普通に最初期から登場していたがずっと影は薄かったが、最近は作者を唖然とさせるインパクトを見せつけた。


 最初は作者が1人だけインフレに取り残されるの可哀想、と言うか登場させるのが難しい、なら実力を底上げしようと考えた結果である。


 やったね北ちゃん! 出番が増えるよ!



・探索者本部長(45)



 S級探索者。大抵の探索者のような系統は持っていないが、その強さから万能系と呼ばれている。


 本編よりも先に空の回想で存在だけ登場した人。本格的な登場は次の章からである。なお3章幕間でアニメを熱く語っていた人物がいたが、まさかあれが日本のトップな訳が無いよな……。



最上元気もがみげんき(27)


 

 C級パワー系探索者。180cmを超える長身に染めたような青髪。武器は大剣をメインにしている。


 あまり整えられていない髭を生やしているが、髭の整えが悪いのはわざと無造作にしてあるので問題はない。


 発現する前は土木工事の仕事をしており、主に設計図などを書いて指示を出す立場だった。お陰で物理や数学が得意になっている。


 しかし荒っぽい言動と恵まれた体格から、どう考えてもお前は脳筋頭で肉体労働側だろ、と全員にツッコまれる率100パーセント。


 趣味は昔から筋トレ。そのせいか同じC級パワー系の中でも力は人一倍強い。


 近所のおっちゃんのような雰囲気から子供たちとの相性はよく、それは言葉の通じないエルフ達にも例外ではなく好かれている。なお、本人の意思は反映されない。



綾辻氷花あやつじひょうか(19)



 A級氷魔法系探索者。身長は160に届かない程度。薄い水色の髪色をした、ショートカット。めちゃくちゃ無口で堅実謙虚なクールビューティー!


 と思われているが実際はただのコミュ障である! 兄貴の知名度や活躍によるストーカーやらの弊害を受けた結果。クーデレとも言う?


 江部一香の事を慕っており、教えを受けたことから師匠と呼んでいる。正式な弟子である空がF級だったことから、妙なシンパシーを感じている。


 出会った当初に自分を見てくれたことから、最初から主人公のことが気になっていた。最近は緊張して顔が赤くなるのが恥ずかしく、逃げてしまっている。


 最上のおっさんとは犬猿の仲。空以外で唯一自分のことを倒すと見てくれている人物なのだが、それに気づいている様子はない。


 実は最近、知り合いに身長に勝って胸のサイズで負けたので豊胸マッサージを始めた。ひとまずの目標はワンサイズ上のDカップ!



諸星成彦もろぼしなりひこ(51)



 諸星組合を経営する社長。翔馬の父親。疎遠気味だった翔馬が唯一親友だと宣言する空に対しては非常に興味を持っている。


 本人は否定するだろうが、おそらく空の実力がF級でも普通に試験を合格させていたと思われるほど。



栄咲大地さかえざきだいち(37)



 A級土魔法系探索者。元は宮城県仙台市の玄武組合所属だったが諸星組合に引き抜かれ、諸星組合ではマスターを務めている。


 3年前のS級迷宮攻略に参加した数少ない実力者。なぜ諸星組合に引き抜かれたのかの詳細は未だ判明していない。



牧野弦矢まきのげんや(26)



 身長体重共に平均的で、爽やかで優しく、イケメンではないが雰囲気イケメンと言う部類に分類される。


 高校時代は弓道を嗜んでいて、全国レベルではないが、県大会では有力選手だった。その影響から発現したのがスピード系ではなかったとしても、おそらく弓を武器にしただろう。


 迷宮自体に憧れを抱いており、今までに現れたモンスターや亜人の情報を独自に調べ、頭の中に仕入れている。その量は一香さんに無理やり相当量の知識を詰め込まれた空と双璧を成せるほど。



綾辻烈火あやつじれっか(22)



 S級炎魔法系探索者。日本三大組合の1つ、蒼龍組合のマスター。日本最年少のS級探索者にして、7年前に日本に現れた最後のS級探索者。


 真紅の髪色に180を超える長身。威圧で空を本能的に留まらせ、B級下位レベルの空の短剣を指で挟めるほど。


 重度のシスコン。自分のせいで妹に迷惑をかけたと思っており、殴られても蹴られても触れられるなら嬉しいと感じるようになってしまった真性のドM。



柏崎かしざき(29)



 C級強化系探索者。胸は琴香と同じくらいでかい。身長も女性にしては高い方。ちょっとお嬢様っぽく話す。


 諸星組合の選抜メンバーに選ばれるほどの実力者だが、C級探索者は他にもいるのに彼女達が選ばれたのは彼女の家族関係が関係している。


 性格は高等級の探索者に対して軽い憎しみに満ちた嫉妬の感情を向けている。基本的に馬渕と岸辺の2人を傍に置いているが、どれもこれも彼女の家が原因である。



馬渕まぶち(29)



 B級タンク系探索者。柏崎のお供その1。



岸辺きしべ(29)



 C級パワー系探索者。柏崎のお供その2。



・ヘレス(61歳だが、人間で言えば空と同じくらい)



 エルフの戦士。金髪碧眼のポニーテールをしている。実力はB級探索者ぐらいあるが、胸の大きさは立派なA級(Aカップ)である。


 父親が族長と呼ばれるエルフ達のまとめ役の娘の1人。空を最初は異界からの侵略者と判断して殺そうとした。


 精霊やその契約者と分かると嫌々ながらも態度を翻したが、徐々に距離は近づいて行った。今では普通に話をしたり遊んだりするレベル。


 ララノアの事を差別しなかったことから気になっており、その妹が唯一微笑みかけた事に嫉妬したりもした。普通にシスコン。


 最近は空を見るとモヤモヤした気持ちになり、その正体には気づいてるが認めたくない。




・アムラス(60)



 ヘレスの幼なじみ。金髪碧眼の短髪小僧。実力はヘレスと同程度だが、連携は年齢の割に上手い。実はヘレスよりも1つ年下。


 空と出会った当初は反対していたが、今ではすっかり黒歴史と化している。その時の話を蒸し返されたら動揺することは間違いなし。


 ヘレスのことは好きだが残念、幼なじみはラブコメにおいては負けの代名詞。果たしてそれを覆せるのか!?



サリオン(享年500歳越え)



 エルフの里では唯一聖戦が行われた激闘の時代を生き抜いた老人。髭を生やしており、それをサラサラと触るのが癖。風の精霊ソロンディアと契約している。


 身体能力はS級探索者にも匹敵し、精霊魔法まで使えるのだから並のS級探索者では勝てないレベル。


 空は見てないが【精装纏化せいそうてんか】を使った際の実力は、三大龍将の一角レンドヴルムともまともに戦えるほど。


 聖戦を肌で経験したと言われているが、実際は悪夢に敗れてしまい戦士として不適格とされたため、実戦には出てこれなかった。


 本人も自覚しているが気弱で臆病な性格。そんな時に聖戦が終幕を迎え、己の弱さに悔しさから涙を流していると、風の上級精霊ソロンディアと出会った。


 なんだかんだで契約した2人は何百年と時を共に生きた親友と呼べる存在。2人の最期は次代の担い手である空たちを逃がし、レンドヴルムに敗北して死亡した。



クルゴン(200以上)



 ヘレス、ララノアの父親。エルフ族の族長をしているが、里の中での序列は5番目である。上から順に闇の大精霊シェイド、風の上級精霊ソロンディア、ララノア、サリオンの順である。


 妻を10数年前に亡くしており、族長の立場と親としての立場の狭間に立たされて長らく苦しんでいたが、ララノアの暴走の心配がなくなって一安心している。


 ヘレス同様、これから家族で仲良く里で暮らすはずだったがエルフの里はドラゴンに燃やされ、日本に亡命することになった。やっぱエルフの森は燃やしてなんぼだよね!



カランシア(123)


 模擬戦で野次を飛ばし、空を怒らせて負けた模擬戦の前哨戦の相手。文字通り秒殺で負けた、体の良いやられ役である。


 最初は存在すらしてなかったが、こう言った雑でも俺TUEEEE要素が無いと、タイトル通りそれを求めてる読者がいるかもしれないので、その配慮から生まれたキャラである。



ソロンディア(???)



 サリオンと契約した風の上級精霊。聖戦を知っている本編現在では数少なかった存在。サリオンと契約をしたが、彼のことは弟のように大事にしていた。


 上級精霊以上しか使えない【顕現けんげん】と【精装纏化せいそうてんか】を使いレンドヴルムと戦って敗北した。


 本来ならもう少し善戦できたはずだが、事情により本来の力は発揮されていなかった。




ララノア(14)



 薄紫色の髪をうなじを隠すほどの長さに揃え、肌は小麦色のような褐色。空はパッと見でダークエルフと表現した。人族で言う小学生低学年ぐらい。


 登場時は闇の大精霊の器としてちゃんと機能しておらず、里から外れた地下室に隔離されていた。ヘレスが最低限構ってはいたので無事だった。


 おそらくヘレスが居なければ死にはしなくても心は死んでいたと思われる。


 お姉ちゃんであるヘレスを唯一の友達と認識しており、アムラスはヘレスとの遊びの時間を奪う嫌な人と考えていて、アムラスの思いは一方通行だった。


 空に対して複雑な思いを抱えており、どう話しかけたりすれば良いのかを思案中。とりあえずお姉ちゃんを奪われそうだったのでキスをして篭絡しようと考えた(なんでだよ)。


 成長して闇の大精霊シェイドとちゃんと連携さえ出来れば、サリオンさんを超える逸材であることは間違いない。



小鳥遊穂乃果たかなしほのか(享年14)



 空、翔馬の幼なじみ。中学校に上がったぐらいから空のことを意識しだすが、肝心の空がくそ鈍感だったためその想いを直接伝えることは叶わなかった。


 なお、空も穂乃果の事を好きだったことを亡くなってから自覚しており、初恋はお互いに両片思いで叶うことは無かった。


 まだ本編で出てきていないが、設定としては超重要な人物になる。



・空の父親(享年41)


 空の父親。普通の会社員をしており、死ぬ直前にB級タンク系探索者に発現していた。


 娘である水葉に洗濯物を分けて! と言われるまでに沢山遊びたかったが、空にベッタリだったのであまり関われなかったことを悔やんでいた。


 迷宮崩壊が起こった際は運悪く現れたモンスターに対してその身体能力と家族を守る意思だけで倒し、守りきって死亡した。


 江部一香に探索者として誘われた時に加入しておけば死ぬことは無かったが、代わりに家族は全員死亡していたのでどっちにしろ不幸な人。



・空の母親(享年39)



 空の母親。成長した息子においババァと言われるのが嫌で美容には気を使っていたが、空の反抗期が来る前に死亡した。


 自らの子供である空や水葉を溺愛しており、よく抱きついていた。さすがに思春期に入ってからは避けられていたがめげない強靭なメンタルを持つ。


 押しが強く、夫もその勢いに飲まれ、外堀を埋められた結果結婚まで漕ぎ着けた。空の好きになる相手のタイプは父親遺伝と思われる。



江部一香えべいちか(享年22)



 日本で4人目のS級探索者。登場時は20歳。黒髪ストレートで胸はギリ平均にいかない。しかし見た目に似合わず荒っぽい口調だが、これが関西人の平均だ。


 日本四大組合(現在は三大組合)の一角、白虎組合のマスター。空を勧誘するも本人の実力不足の指摘から断念するが、事務要因として雇うように思案するなど過保護気味。


 最初は空の境遇に同情、また自分の罪悪感を薄めるために引き取ったが次第に息子、また恋愛対象として意識するようになる。おねショタの1種。


 家族とは絶縁状態だったため、空が唯一の家族だった。遺産などは空が相続しているが、空は一切手をつけていない。これを使えば水葉は既に目覚めている。


 空に対しては大人っぽく振る舞うが料理や家事が出来ないため子供扱いされたことがある。そんな空とはお互いの初めてを捧げた。


 手を出すつもりはなかったが、S級迷宮で死ぬ夢を見て衝動的に襲ってしまった。そして実際に帰らぬ人となった。


 A級探索者を庇った結果だが、5年前のメディアに対する対応の悪さから最弱のS級探索者などと叩かれたりもした。


 空の強さに対する渇望は水葉の治療費を稼ぐことと、それらの情報を一掃することが主である。



森田もりた(最後の登場は14。現在は19)



 綾辻氷花のクラスメイト。綾辻烈火の熱烈なファン(ストーカー)で、氷花を尾行して家を特定した。烈火が親に報告。親が学校に報告して転校という措置が取られた。


 しかしその後も氷花を精神的に苦しめていた。氷花自身が転校しても何故か広がる噂の原因はこいつだったこともある。



・琴香の母親(33)



 琴香からお母さんと呼ばれている。17歳の時に高校を中退して琴香を産んだ。育児のストレスから夫に当たり散らかし逃げられてしまう。


 琴香の事は犯罪者になりたくないので育てていた。愛情を持つ気は無かったが、多少の情は残っている。授業参観などはその1例。


 いつもは夜の街で働き歩き、切らさず男を作っていた。おじさんに本気になって結婚を考えるが、琴香の写真を見せた時の反応からロリコンである事を確信してしまう。


 しかしそれでも好きだったので琴香を利用して自分と結婚を推し進めた。それもおじさんが死んでしまい全部破綻してしまった事で、長年のストレスから精神的に病んでしまい、現在は病院に入院している。



・琴香の父親(35)



 妻とは高校の先輩後輩の関係。育児に疲れた妻にキレ散らかされ出ていってしまった。



陽菜ひな(享年16)



 初芝琴香の同級生。小学生の時はクラス委員長を務める真面目な女の子だった。琴香とは中学高校では疎遠になっていた。


 迷宮崩壊の際の衝撃波をモロに食らってしまい、多数の擦り傷や切り傷、腕や足が変な方向に曲がって死亡した。



・おじさん(43)



 ロリコンクソ野郎。遊びで付き合っていた女の娘が好みで目をつけた。今までにも未成年を狙って性的暴行を加えていたが、被害者の写真を取って脅していたので犯行がバレることは無かった。


 しかし再び会うことのリスクを考え、一度きりしか味わえない女の子よりも、自由に遊べる女の子を欲しがるようになった時に琴香に目をつけた。


 もし犯行が成功していたら、琴香は家の中で軟禁されながら何年も酷い目にあっていた事は想像にかたくない。



・シェイド(???)



 6人しかいない大精霊のうちの1人、闇の大精霊。漆黒色のモフモフした素材の服をダボダボに来たニート娘っぽい見た目。


 ララノアの体を考え力を最小限に抑えているため、実体を顕現させられる時間と体の大きさはエフィーよりも小さい。


 ララノアがシェイドを顕現するための力に耐えきれないため、白霊草モーリュの薬を飲むまでは顕現すらできなかった。


 ララノアの事は依代よりしろと呼び、姿を見せることは出来なくてもその身を案じていた。



・レンドヴルム(???)



 龍王直属の配下、三大龍将の一角。光輝龍の異名を持つ。純白の鱗を持つドラゴン。ちょっと抜けてる実直なお馬鹿。


 ただし実力は【精装纏化せいそうてんか】したサリオンを圧倒できるほど。




・マテオ・キング(38)



 身長2mを超えるほどの長身に横綱のように巨大な身体、ボディビルダーのようなパンパンに詰まった筋肉を併せ持つアメリカ出身の探索者。


 EX級第1席の位を持つ世界最強の男。ワインが大好き。溺愛する娘が1人いる。名前の由来はマテオが神からの贈り物。キングはそのまま王。



・黒狼族の少年



 砂漠の中を歩いていたが奴隷商人に捕まってしまう。妹がいる。



・黒狼族の少女



 同じく奴隷商人に捕まってしまい、さらに態度が生意気と言われ体の一部が欠損してしまっている。



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 近状ノート更新を夕方に行います。主に3章についての振り返りなどですね。良ければどうぞ。


 そして申し訳ありませんが、また暫くお休みさせて貰います。4章の始まりまでお待ちいただけると幸いです。


 詳細は近状ノートに書くと思います。

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