檸檬のくちづけ
口惜しく離れていった 君のその熟れた唇を
黄昏た古びた教室で思い出し、
愛とはこういうものであったのかと知る
昨日までの自分とは体が変わってしまった
もう二度と戻れないだろう、濡れた私の心に
ただ、檸檬の
ただ、檸檬の爽やかな名残を
水が濁る前に、君を知れてよかった
この感情だけを胸に駅まで歩いていく
ただ、檸檬の
ただ、檸檬の爽やかな名残を
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます