#21 最強の夫婦①
10万PV突破ありがとうございます!
文字数学いつの間にか10万を超えてる・・・
ほんとうにありがとうございます!
達成記念ss作ろっと・・・
PV数が倍増したため間に合わなかったです。すみません。
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咲夜の存在に気付いせ全長300mを超える巨大な
とてつもない魔力に警戒して興奮状態に陥っているようだった。
鱗がはがれるとまた次の鱗が生えてき、その全てが咲夜に向かって飛んでいく。
「私を倒すおつもりのようですが・・・火力不足です。
刀身からにじみ出て炎はより大きくなり10000を超える鱗を飲み込む。
咲夜の放った4連撃、たった4振りでいとも簡単に攻撃を無力化した。
あんなにたくさんあった鱗が噓のように塵も残らず消えた。
全ての攻撃を対象仕切ると、続いて攻撃に出る。
刀を正面に構え、4つの魔法陣を形成する。
「次はこちらの番です、精霊魔法<炎精>、炎魔術<炎破>、炎魔法<天炎>、魔力干渉魔法<凝縮>、魔法統合。」
精霊、魔法、魔術の3つの魔法を統合し、より強力な魔法を構築する。
三種類すべての魔法を自由自在に操る事の出来る咲夜ならでは魔法だ。
「融合魔法<
魔法の形成を終えるとUCに向けて放つ。
が、敵UCの魔力障壁に阻まれてしまう。
「下位とはいえ災害級。やはりこの程度ではダメージが通りませんか・・・・・・周りに漂っている魔力の渦で魔法が歪み威力が落ちているようですね。」
「ですが、やりようはあります。これで決めさせていただきます。」
これに対する有効的な手段。それは武器などに自身の魔法や魔力を込ればいいのだ。
一度距離をとり、真っ赤な刀身に魔力を込める。
そして、必殺の一撃を放つ。
「神楽流・参式<紅葉の舞>。」
真っ赤に燃えた紅葉が降り注ぎ、彼女の持つ一振りの刀に集めると一気に放出した。
空を切り裂くような一撃。
見ているものを魅了する紅の斬撃。
青い空に真っ赤な炎が広がる。
音を置いてきぼりにした究極の一撃。
斬撃が輪のように広がっていき、UCの核を切り裂いたのだった。
*
「支部長!1体目の災害級の反応消失を確認!」
「「「おぉーーーー」」」
「よし!」
「あと一体だ!」
謎の魔法陣からいきなり出現した災害級UC。
その討伐の知らせに指令室が歓喜する。
しかし、まだ油断は出来なかった、もう一体いるのだ。すぐにもう一体の方へ意識が目が移る。
「アマテラス所属の全魔法師に通達してちょうだい、生徒たちとの合流を最優先事項に、安全の確保が出来次第帰還せよ。それと一応水篠さんに防衛の準備をしてもらってちょうだい。」
(とりあえず一体の目は片付いたわ、彼女たちにはあとでお礼を言わないとね・・・それともう一つの方もそろそろ反応を感知できてもいい頃なのだけど・・・)
すると、予想通り別の方向から報告が上がる。
「支部長!新たな魔力反応を確認!距離1200、魔力量1000万!この反応は・・・・・・黒白様です!」
「黒白様~」
「おぉ!ついに・・・」
「これで安心だ!」
「やっと来て下さいましたか・・・。これでようやく肩の荷が下せそうですね・・・全部隊に通達、一時帰還し状況を報告せよ。」
「「「了解!」」」
*
咲夜率いる災害級UC討伐隊が戦闘を行っている時、そこから約700km程離れた海の上に1人の男が敵の到来を待っていた。
禍々しい狐の面、黒い髪、そして純黒のコート。
泣く子も黙る無敵の男、未だ負け知らずの最強の男。
結人は敵UCの魔力が近づいてきた事を感じると、始まりの魔法を自身にかける。
「<ゼロ・ノート>起動。」
言葉で言い表せないほどとてつもない魔力が結人の元に集まり、海が震えていた。
真っ黒の髪の毛は真っ白へと色が変わり、圧倒的な白いオーラを放っていた。
そして、亜空間から真っ黒の愛刀を取り出す。
そして感覚同調魔法をかける。
「
壱式<絶夜>
結人の愛刀である『絶夜』と結人自信を同調する魔法。この魔法を使う事によって反応速度、魔力回路効率などを各段にあげることができる。
この魔法があるとないとではだいぶ違う。一度に操れる魔力の量も上昇するのだ。
「さて、そろそろかな・・・・・・」
南の空のある一点きらりと光るともの凄い速さで何かが近づいて来るのを見つける。
「あれか・・・思ったよりもずっと小さいな。もしかしてあの噂は本当なのかな・・・」
こんなに速いUCを見いたのは結人も初めてだった。
あの噂というのはもちろん魔法が使えるという噂のUCだ。
UCは魔法を魔法として使うことができないとされている。
例えば飛翔のような、UCがまるで呼吸をするかのように行う超常現象。
それは学者の間では魔法というより固有魔法の類に分類される。
知能指数の低い奴らに複雑な魔法式を組む能力はないと考えられてきた。
だが、今回出現したUCを転移させた魔法、それは人間によるものではなかった・・・
「空間魔法<絶界>!、重力魔法<
”どばーーーん”
結人の頭の上を通り抜ける直前、お得意の空間を曲げう魔法で動きを止める。それに加えて対象を重力魔法で海に叩きつけた。
これだけでは討伐できていないだろうが、足止めぐらいにはなっただろう。
そして、更なる追い打ちをかける。
「氷魔法<氷壁>!」
敵UCが海から飛び出ようとした瞬間に海面ごと氷漬けにする。
海上での戦闘にもってこいの魔法だ。
「・・・これで少しぐらい動きが止まってくれてたらいいのだけど・・・」
氷は大きな音を立てて割れ中から人型のUCが表す。
念の為魔力障壁をはり、飛翔魔法で近くに寄ってみる。
そこにいたのは1人の女・・・
年齢は二十歳ぐらいだろうか。
普通の人間に見えるが似ているのは雰囲気と肌の色だけ、中に秘めた魔力量は人間のそれじゃなかった。
白い服のようなものを着ている。
そして中でも注目すべき点は1つ、額に生えた2本の角。
その形相はまるで昔の日本に伝えられる鬼のようだった。
*
「おい、新入り!お前、黒白様の戦闘を見た事あるか?」
「い、いえ、ないですけど。」
「なら、これから面白いものが見えるぞ。」
「そーそーこの魔力測定器がすごいことになるんだよ。」
「まぁしっかり見ときな。」
「は、はぁ・・・」
「無駄口叩いていないでさっさと動いてちょうだい。」
「「「す、すみません。」」」
アマテラスの司令室に再び緊張が走った。ここからでは、衛星カメラとブリュンヒルデからしか現地の様子が見えないが、その場にいる全員がモニターを真剣な目付きで見つめた。
人類最強の勝利を願って。
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読んでいただきたいありがとうございます!
良かったら星を下さい!やる気が出ます!
コンテストとか自主企画イベントとかって出た方がいいのでしょうか・・・
いまいちよく分からない・・・
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