第15話 ライブ2
「龍悪い、ちょっと行ってくる」
俺はそれだけ言い残し神崎さんのところに行こうとしたが龍に呼び止められた。
「おい、まて、途中であいつらにあったらどうすんだよ」
「俺結構喧嘩には自信あるから」
「そんなことは知ってんだよ。だけど今回は喧嘩じゃない」
「俺は行く、友達の女1人救えないで俺はこの先生きていくことは出来ない」
それからしばらく沈黙があり龍が口を開いた。
「わかった。なら俺も連れていけ」
「なんでだよ」
「俺ら2人が組めば最強だろ?」
「確かにそうだけど」
「もう行くぞ」
龍にそう言われ俺は龍の後を追った。
「で、どこにいるのかわかってんのか?」
「もちろん、俺に任せろ」
「おい」
「あーーわかってる」
俺たちは何とかステージ裏には来れたが更衣室の前にある待機部屋から男どもの声が聞こえてきた。
「それにしてもこんな可愛い女をやっていいなんて最高の仕事だよ。」
「処女はやめろよ。高く売れるからな。」
「わかりましたよ。でも処女は神崎だけだよなー」
「それ以外なら好きにしろ」
「うぇーーじゃあ俺は一条雪とやるー」
「俺もそいつとやりてーよ」
「お前は七海とでもやってろよ」
「ち、後で交換だからな」
「龍行くか?」
「いや、相手は銃を持ってるはずだ。おそらく中には3人いる。声からしてやってる2人が下っ端でもう1人は偉そうだからもしかしたらリーダーだ。」
「じゃあ行くぞ」
「だからちょっと待て」
「そうこうしてるうちにやられるぞ」
「まず作戦だよ、相手は今無防備だからまずあれを使う」
「消化器?」
「そうだ、これで相手の目をふさぐそのうちに距離を詰めて雑魚2人を仕留める。これは絶対一撃だぞ」
「任せろ」
「その後に2人を守りながら2対1であいつを倒すいいな?」
「わかった」
「よし行くぞ。」
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七海視点
時は遡り七海達が捕まる前
「今日も人がいっぱいね」
「そうだね」
今は紅葉のソロ曲中だからほかのメンバーはここで待機している。
「それにしてもここまで売れて嬉しいねー」
「雪ちゃんすごく嬉しそうだったもんね。」
「もちろん」
それから話していると電気が消えて停電を告げるアナウンスが流れたと思ったら悲鳴が聞こえた。
「え、何?今の」
「分からないわ」
「はーい皆さんごきげんよう。今この会場は俺たちが乗っ取りましたー。」
するとそんな放送が流れてきた。私たちが放送を聞いている時にドアが空いて銃を持った人達が3人入ってきた。
「はい、制圧完了っと。楽な仕事でいいぜー」
「まだ終わってねーぞ」
私は怖くなったけど聞いてみた
「あなた達は何者なの?」
「あ、俺たちか?まぁー強いて言うなら君たちを犯すために来たようなもんだ。」
「え、」
すると男たちは近づいてきて手を拘束してきた。その時後ろに紅葉が逃げているのが見えた。紅葉頑張って逃げて!私はそう思って助けを待った。でもすぐには助けは来ないと思っていた。10分くらいたった頃に私たちのことを犯すとか言い始めた。やばいやばい、私はそう思ったが手が拘束されていて何も出来ない。どうしよう
「じゃあ始めまーす」
「来ないで」
私は必死に抵抗した。でも男の人に押さえつけられ何も出来なくなった。
「ははは、可愛いなおい」
ついに唇まで奪われてしまった。
顔を振り横を見ると雪ちゃんも唇を奪われていた。そして男の人が私たちの服を脱がせてきてついに下着姿になってしまった。
「たまんねーなおい」
「ほんとにやめて」
「辞めるわけないだろ」
誰か助けて、そう思った時ドアが空いた。
「さぁ始めようか。イッツァパーリータイム」
そこには衣装のピエロの仮面を被った人と康介くんが居た。
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