物語は主人公、藤咲風香が女子高時代の思い出を振り返るところから始まります。彼女は「一番楽なクラブ」という理由で美術部に入るのですが、そこで黒谷姫という少女と出会います。黒と赤の絵の具を叩きつける…続きを読む
読み手の網膜を焼くのは黒と赤だけで塗り潰された絵。その絵の主は、ありのままで接してくれる「友」を得て変わる。ネタバレになるのでこれ以上は書けませんが、ちょっと特殊な環境、生い立ちにおかれた少女の小さ…続きを読む
風花さんは黒姫さんを笑わせたい。言ってしまえばそれだけなのですが、どうして彼女を笑わせたいのか、ひいてはなぜ彼女は笑わないのかと言うところにフォーカスが当たっていき、二人のやり取りに引き込まれて行…続きを読む
面倒くさいことが嫌いな風香は、友達付き合いも当たり障りなくこなして過ごしている。でも、ちょっとだけ違う出会いがあって、ちょっとだけ彼女に変化が起こる。友達ってなんだろうって考えた素敵な物語でした…続きを読む
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