第140話 悪魔対策1
清洲城にて評議をしている。
参加者は俺と帰蝶と鶴姫。
そして、ゆずと吉乃 、直子。
果心居士と猿飛佐助、石川五右衛門。
織田信光と平手政秀。
伊達稙宗と小梁川宗朝、小梁川宗秀。
大内義隆と相良武任、内藤興盛。
石川五右衛門と猿飛佐助は悪魔とその使いをもう少しで倒せるところまでいったが、殺す事は出来ずに逃げられたと言って、戻って来ていた。
悪魔は暫くは活動出来ないだろうとの事。
そして俺が先日あった事件をみんなに話し、織田信光と平手政秀が補足する。
「すると、『得体の知れない者』の正体は悪魔の可能性があると言う訳か………」
息子に隠居させられた伊達稙宗が眉に皺を寄せる。
「はぁ、隆房が麿を裏切ったのも、悪魔の仕業なのかのう」
家臣に謀叛を起こされた大内義隆は悲しそうな顔をしている。
「悪魔では儂達もお手上げに近いな。祓う事出来るかも知れんが殺す事は難しいだろう」
小梁川宗朝も難しい顔をする。
「まあ、佐助と五右衛門が倒しきれないと言うことは、今の戦力では殺すのは難しいな」
俺がみんなに結論を言った。
「今の戦力ねぇ………」
帰蝶が呟く。
「快川紹喜殿は悪魔を祓ったり滅する事は出来んのか?」
織田信光が快川紹喜に尋ねた。
「悪魔を祓う
快川紹喜が答える。
「ほっほっほ、悪魔を滅するには聖なる力が必要だ。儂は使えん」
と果心居士言うと。
「仙術、聖なる力、違う」
と猿飛佐助が言う。
「聖なる力と言えば………。果心居士、そう言えば天狗って聖なる力を使えるんだよね。富士の樹海に小天狗が10人いたわよ」
帰蝶が果心居士に尋ねる。
「ほっほっほ、確かに聖なる力を使えるが………」
「鉄砲一発で死ぬ奴らだぞ」
とゆずが言う。
「いや、レベルアップさせればそこそこ使えるんじゃないか? レベ上げしておこう」
とゆずに答えた後、俺は果心居士を見る。
「ところで果心居士、『得体の知れない者』を調査する為、百千三太夫と戸沢白雲斎に依頼してたよね? どうなってる」
「ほっほっほ、そうだな。直接聞いてみよう。連れてくるぞ」
果心居士が消えた。
果心居士が百千三太夫と戸沢白雲斎を連れてくる間、暫く休憩を挟む事にして雑談になっているが………、
「この前ツルちゃんと良いことしたんじゃないの?」
帰蝶が俺の右側に座って、スプリットタンの舌で俺の耳を舐めながら囁き、左手を俺の股間に伸ばす。
はぅ………。
「ふぅ~。私もして欲しいなぁ」
左側に吉乃が座って、俺の右耳に息を吹き掛けながら囁き、胸を押し付け、みんなに見えない様に、右手で俺の左手を吉乃の股間に誘う。
ひゃぁ………。
俺の後ろにゆずがきた。
俺の背中から手を回し、俺の服の下に手を入れて乳首をさする。
「ぼ、僕も混ぜて欲しいなぁ」
あぅ………。
って何やっとんじゃい。
みんなに見えるからあああああ。
鶴姫は今日はおとなしく見てるが、仲間に入りたそうだ。
一方直子は我関せずで、テーブルのお菓子をひたすら食べている。
「ほっほっほ、お待たせしたかな?」
果心居士が百千三太夫と戸沢白雲斎を連れて現れた。
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