第102話 塙直政
俺が18歳になる間に家臣が増えた。
一人目は伊達
二人目は
三人目は
四人目は
五人目は
六人目は
七人目は
八人目は
九人目は
十人目は
そして十一人目は武田信玄に敗れた信濃の豪族で信濃志賀城主である
十二人目は小笠原長時39歳でイタチの獣人。信濃林城主で笠原清繁と同じ信濃の豪族で武田信玄に敗れ追放されたところをスカウトした。小笠原流弓馬術礼法宗家。
十三人目は三好政長44歳、狐の獣人。
室町幕府34代
その他、父信秀から新たに家臣として召し抱える様に言われた3人。
十四人目は
十五人目は丹羽長秀17歳。ご存知織田家の宿老となる男だ。史実では柴田勝家と共に織田家の双璧と言われる人材。
「木綿藤吉、米五郎左、掛かれ柴田に、退き佐久間」と言われた織田信長の4人の重臣の一人。「米五郎佐」が丹羽長秀で、米の様に何にでも合う(=何でも出来る)欠かせない存在だ。
因みに「木綿藤吉」は木下藤吉郎(=豊臣秀吉)で木綿の様に丈夫でくたびれ難い存在。「掛かれ柴田」は柴田勝家でその秀でた武勇から鬼柴田と呼ばれ、戦場における突進力では随一の存在。「退き佐久間」は佐久間信盛で退却の時に殿を任せられる存在。
そしてコイツ。
十六人目の
オヤジからは「面白いし強くなるから面倒を見てやれ。きっと信長と相性が良いぞ」と言われた。
まあ、嫌いではないよ。と言うか好きなタイプだが、ちょっと面倒臭いヤツだ。ゴツい身体からは想像出来ない台詞。小姓だから最近いつも側にいる。
「おいナオ!」
と呼ぶと。
「へい!お呼びでしょうか。火事なら消火、ガリなら生姜、城下で評価、高い私にお任せくださいどうか」
ラッパーかよ!
「何でもない。呼んでみただけだ」
「へい!」
って感じ。参ったね。ラップは好きだから良いけどね。
ところで、帰蝶を正室に迎えたが子供は出来ない。やることはやってるよ。勿論毎晩頑張ってますよ!
そしたら、婚姻外交のプロである伊達稙宗が「信長様、側室は多い方がいいですぞ。子供は沢山いた方が良い。外交には欠かせませんぞ」と言うので、ゆずと吉乃を正式に側室にした。
これで吉乃ともエッチが出来る。反対するものはいない。ヤッターーーーー!!!
で、アラクネの直子なんだけどね。本人は側室になる気で満々なんだよねぇ。
うーん。取り敢えず素性がはっきりしないと拙いって事なので、近くにいた塙直政に「ナオ! 直子をお前の家の養子にして、俺の側室にするからな」と言ったら。
「へい!がってん承知、塙が苗字、手前に万事、お任せくださいマジマンジ」
「『マンジ』ってなんなんだよ?」
って聞いたら。
「へい!語呂です語呂。日頃手頃な語呂、考える年頃、真心込めて話すこの頃」
「語呂かよ!」
「へい!」
と言うことで塙直子の誕生です。
史実では塙直政の妹なんだけど、どうみても姉だね。
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