アライアンスの派遣先
オーダーをトラレンシアに派遣してから1週間が経った。
予定通りベスティア、クラテル、リオに分散しているオーダー達だが、今の所は特に問題なくセイバーズギルドとの交流も行っているようだ。
アミスターにも本格的に雪が降り始め、山間では既に膝下辺りまで積もっている地方も見受けられる。
それはレティセンシアとの国境があるポラルも同様で、あれ以来レティセンシア側からの襲撃者はいない。
だからという訳ではないが、3日後にアライアンスを派遣することも決まった。
トライアル・ハーツはギリギリまでポラルにいるそうだが、それについてはバウトさん達の意見を尊重させてもらった。
ポラルはゲート・クリスタルに記録させてあるし、合流はアルカになるから、大した問題でもないからな。
ちなみにその間、ホーリー・グレイブは一度フロートに召還され、マイライトでのアライアンスの功績を称えた褒賞を下賜されている。
ファリスさんとクリフさんが騎爵位を賜ってGランクオーダーになり、
シールディングは俺もたまに使ってるが、マジで助かってるんだよ、あのマジック・ガントレット。
「トラレンシアに行く日取りも決まったし、武器もしっかりと整備してもらった。さすがに時期が時期だから行ってすぐに戦闘ってことはないと思うけど、それでも腕が鳴るね」
「同感だよ。それにトラレンシアの魔物はこの辺りじゃ見ないのも多いから、それなりに稼ぐ事も出来そうだ」
トラレンシアに派遣するアライアンスだが、普段は普通のハンターのように、狩りを行ってもらうことになっている。
魔物を狩るのがハンターだし、オーダーと違って宿泊費や食費は自己負担だから、その金を稼いでもらう必要もあるからな。
戦争に参加ということだから、普通なら報酬は減額されることになるんだが、今回は問題が大きすぎること、アミスターでも上から数えた方が早いレイドばかりに声をかけてることもあって、王家の意向もあって報酬の減額はなく、功績によっては増額すらあり得るという破格の待遇となっている。
ちなみに参加レイドは、俺達が無理をお願いしたということもあって、俺やプリム、真子さん主催の戦闘訓練に参加してもらい、かなりレベルを上げている。
何人かはハイクラスにも進化してるし、ホーリー・グレイブのリーダーでハイフェアリーのファリスさんはレベル63になってPランクハンターに昇格してるから、もうちょい時間があればエンシェントフェアリーにも進化できたかもしれない。
「それを理由に、私にアライアンス・リーダーを押し付けられるのは、本当に勘弁してほしいんだけどね?」
「そう言われても、俺達は遊撃扱いですからね。なにせアライアンスは、全員がリオに派遣ってことになったんですから」
今回のアライアンスはクラテルには派遣されず、リオの街を拠点にしてもらうことになっている。
リオも大きな街だが、少し東に行けばゴルド大氷河が見えるから、高ランクモンスターが現れることも少なくない。
だけどそのリオの街を拠点にしていたハンターが、ソレムネの侵攻の際に犠牲になっていた事もあって、リオの街のハンターは激減してしまっている。
だからアライアンスには、リオの街近辺の魔物討伐も行ってもらいたいっていうのがトラレンシアの意見だ。
「事情が事情だし、ゴルド大氷河も近いんだから、トラレンシアの言い分もよく分かるよ。君達のおかげで私達もけっこうレベルが上がってるから、余程の魔物でもない限りは何とか出来るからね」
「あの訓練に比べたら、P-Cランクが可愛く見えたからな」
ファリスさんとクリフさんの意見に、全員が首を縦に振った。
そこまでか?
「そのP-Cランクをあっさりと、しかも単独で倒せるエンシェントクラスを、3人も同時に相手したのよ?クリフの言うようにP-Cランクが、下手したらAランクだって可愛く見えるわよ」
「全く同感だ」
ファルコンズ・ビーク リーダーのエルさんと、グレイシャス・リンクス リーダーのスレイさんに人外だと言われた俺、プリム、真子さんは宙に視線を彷徨わせる。
「まあいいさ。Aランクハンターを顎で使えるんだから、何かあったら遠慮なく指示させてもらうよ」
「そう来ますか。まあいいけど」
リーダーの命令は絶対だからな。
さすがに無茶な命令どころか、人道に悖る行為を強要されることもないだろうが。
「ところで大和君、セルティナさんにはお会いしたのかい?」
「ええ、会いましたよ」
いきなりシーザーさんが話題を変えてきた。
セルティナ・セルシュタールさんはトラレンシアのPランクハンターで、レベル66のハイラミアだ。
驚いたことにトラレンシア女王ヒルデガルド陛下の曾祖母で、御年108歳で現役ハンターをやっている女傑だ。
ラインハルト陛下がフロートに招待した際に終焉種の魔石を見せられ、さらにはアイヴァー陛下が打った
そのおかげなのかレベルも上がったらしいんだが、まだエンシェントラミアには進化できていない。
これはバレンティアのライバートさん、アレグリアのヒトミさんも同様で、レベルこそ上がっているが、どちらもまだ進化はしていない。
セルティナさんはクラテル在住だが、これはスリュム・ロードを警戒するためという理由が大きい。
まあ本人的には、数年程監視してからベスティアかリオ辺りに行こうと考えてたらしいが、なんやかんやあってクラテルに居を構えることになったそうなんだが。
そのセルティナさんとは、ゲート・クリスタルを記録させるために赴いた際に機会があってお会いした。
サユリ様も同行されていて、なんでも80年来の付き合いらしく気安い関係なんだが、元王妃にPランクハンターということで、今回が30年振りの再会だと言ってたな。
「セルティナさんはクラテルにいるのか。お会いできるかと思っていたんだが、さすがにそれだと無理だな」
「だね。残念だがお会いするとしたら、全部終わってからになりそうだよ」
俺としても申し訳ないが、そうしてもらうしかないと思う。
「で、報酬なんですけど、本当にあれで良いんですか?」
「いやいや、十分だろう」
「本当よ。あれがあれば移動はもちろん、野営も楽になるんだから」
今回のアライアンスは、戦争参加だというのに減額無しの満額で報酬が支払われる事になってるが、アミスターとトラレンシア両国からも追加が予定されている。
だけどその報酬は、参加する全てのアライアンスが俺達が使ってる試作獣車の完成品を、それぞれがオーダーメイドで希望した。
確かにあれなら移動も野営も楽だが、俺がミラーリング50倍付与させたとしても、多分300万エルにも届かないんじゃないかとフィーナは予想していた。
それでも十分大金なんだが、アミスタートップクラスのレイドへの報酬としてはいささか不足気味な気もしなくもないし、実際にラインハルト陛下は、本当にそれで良いのか確認してほしいって俺達に言ってきてるぐらいだ。
「そう言われても、あの獣車以上に欲しい物はないからね。金額だけで見たらそうかもしれないけど、実際に使ってみると、その倍出してもいいぐらいだよ」
「同感ね。しかも大和君が50倍のミラーリング付与までしてくれるんだから、冗談抜きでそれぐらいの価値があるわ」
それを言われると、俺としては言い返し辛い。
エンシェントクラフターは俺しかいないから、ミラーリング50倍付与も俺しか出来ない。
だから注文が殺到したら、俺がやるしかない。
金が稼げるのは間違いないが、そのためにわざわざ他の街に出向くのも面倒だし、何より他の事が出来なくなるんだから、それは本気で勘弁願いたい。
だからってわけじゃないが、数人いるハイクラフターに依頼が分散されるよう、ミラーリングの最大値は30倍ってことにして、付与額も100万エル、つまり神金貨1枚と高額になる予定だったりする。
今回のアライアンスは急な事に加えてトラレンシアまで出向、さらには蒸気戦列艦っていうヘリオスオーブでは未知の兵器と正面から戦ってもらう事になってるから、ラインハルト陛下に依頼されて、報酬の獣車は俺がミラーリング50倍を付与させる事になっていた。
「やっぱりそうなるか。なら内装もだけど、外観もそれぞれの好みの物にした方が良いわね」
「それはありがたいです。僕はあの外観も気に入ってるので、可能ならあんな感じにしたいと思っていましたから」
「そうなりますか。なら適当な画像を、ドローイングで描き写しておきますよ」
シーザーさんが嬉しそうな顔をしたからそう答えたんだが、そしたら他の方々も次々と我も我もと希望してきたよ。
試作獣車は地球の小型クルーザーの外観にしてるが、オーダーズギルドが使ってる試作は帆船を模している。
と言っても帆は無いし、マストも短いから、あくまでも参考にしたっていう程度だが。
だがこちらにおられるハンターの方々は、その外観はあまりお気に召されておれず、俺の世界のクルーザーをお気に召しておられる。
まあ外観も含めてオーダーメイドだから、それぐらいは構わないけどな。
そんなこんなでトラレンシアに派遣されるまでの3日間、アライアンスの皆様は外観を含めて、報酬となる獣車の設計図の作成に勤しんでいた。
もちろん日中はちゃんと狩りに行ってたし、おかげでマイライトの探索もかなり捗ったんだけどな。
まあ娯楽みたいなもんだし、楽しそうだったから別にいいか。
そして3日後、アライアンスはトラレンシアに出陣することになった。
最初にフィールに集まってくれたハンターをアルカに転移させ、その後でポラルにいるトライアル・ハーツも転移させる。
「久しぶりだね、バウト」
「ああ。最初に礼を言わせてくれ」
「礼?」
「そうだ。俺達の参加を認めてくれたこと、感謝する」
そう言って頭を下げたバウトさんに、トライアル・ハーツも続いた。
「何してるのさ。別にあんたが悪い訳じゃないだろ?」
「そうね。確かに陛下に剣を向けるとは思わなかったけど、彼はマナリース殿下を自分の物にしようと思ってたんだから、遅かれ早かれ似たような事態にはなってたでしょう」
「それに似たような奴は、毎年少なからず出る。潔く処罰も受けているんだから、僕達から言う事はないよ」
トライアル・ハーツの名誉はルクスが国を裏切った時点で地に落ちていたが、そのルクスをトライアル・ハーツから切り離していれば、そこまで落ちることもなかった。
バウトさんはルクスを信じていたから最後まで面倒を見ようとしていたが、それが裏目に、しかも最悪の形で出てしまった形になるな。
「だからこそだ。俺が甘かったせいで、陛下に剣を向けるような事態になっちまったんだ。その罪は重い。それこそ、あの程度の罰金やポラルの守り程度じゃ、到底償い切れねえ程にな」
「そう思うんなら今回のアライアンスで、その失態を取り返せるように頑張ればいいだけさ」
「そうだな。とはいえバウトの事だから、その程度で取り返せるとも思ってないだろうが」
「お見通しかよ。さすがは年の功ってやつか」
何度かアライアンスを組んだことがあるって聞いてるが、傍から見てても互いに信頼してるってことがよく分かる。
互いに命を預け合うアライアンスで寝食を共にし、高ランクモンスターを倒すために連携することで得られた信頼感がバウトさん達トライアル・ハーツを受け入れ、バウトさんもそれに応える事で、さらに絆を深め合う。
なるほど、アミスターのアライアンスが成功率が高く、それでいて犠牲者も少ないのは、これが理由なのか。
「その口が叩けるなら、大丈夫だね。それじゃ大和君、行こうか」
「了解です」
軽く見惚れてたら、リーダーを務める事になったファリスさんに促された。
先にゲート・クリスタルを使ってベスティアへ飛び、すぐに石板で帰還。
そこから転移石板を使うことで、アライアンスをベスティアへ転移させる。
今回は100人を超える人数だが、新型の試作獣車はしっかりとそれを想定して設計してもらったから、全員が乗っても広さに余裕があるし、寝室だってゆったりとはいかないが、個人個人で使える。
客室は少し内装を変えて、床の8割以上にジャイアント・ロックウォームの革を敷き詰めてあるんだが、雑魚寝っていう根本的な問題は変わってないけどな。
「乗ったのは初めてだが、マジですげえな、この獣車は」
「だろ?私達も驚いたよ」
「おかげで僕達は、命拾いしたようなものだしね」
ポラルでレティセンシアの襲撃に備えていたトライアル・ハーツは、試作獣車に乗るのは初めてになる。
だから今はリビングで談笑中だが、話題はこの獣車の事で持ちきりだ。
何人かは後部デッキや展望席に出てるしな。
ちなみに御者は、この獣車を引いてるのがレアンとオーキッドということもあって、ラウスとレベッカ、そしてキャロルがやっている。
「話を聞いてるだけじゃ、なかなか楽しそうな道中だったみたいだな」
「聞くだけならね。実際は大変だったよ」
「ウイング・クレストと合流出来てからは、かなり楽になったけどね」
「特に砂漠の野営は、信じられない程楽だったからな」
イスタント迷宮の話をしつつ、その時の獣車の使用感をグレイシャス・リンクス、ファルコンズ・ビーク、ブラック・アーミーが口々に答える。
第6階層の砂漠での野営は、当然だが俺も夜番をやっている。
だけどデッキや展望席も外気遮断の魔法を付与していたことで、凍えるような寒さとは無縁だったから、普通に談笑してるだけで終わっちまった。
セーフ・エリアには魔物が入って来ない事が理由だったが、それでもマジで楽だったよ。
展望席には幌があるがデッキにはないから、寝転べば星空みたいなのも見えたしな。
「ガリア迷宮の砂漠じゃ、本気でシャレにならなかったからな」
「ああ、あの時か。確かに大変だったな……」
なんかスレイさんとバウトさんが遠い目をしてるけど、もしかして2人は、というかトライアル・ハーツとグレイシャス・リンクスは、砂漠での野営を経験してるんだろうか?
「ああ。3年程前になるか、ガリア迷宮は第10階層が砂漠なんだが、そこで偶然グレイシャス・リンクスと出会ってな。だけど運の悪いことに、ジャイアント・サンドウォームにも出会っちまったんだ」
「P-Iランクのあいつですか」
「ああ。今なら何とか出来るが、当時は合金製の武器なんてなかったから、遭遇した時は運が悪かったと思ったよ」
P-Iランクモンスター ジャイアント・サンドウォームは、その名の通りサンド・ウォームの異常種になる。
30メートル近い巨体を持ちながら砂の中を自在に、しかも素早く動くことから、出会ったら命が無いとまで言われてるらしい。
たまたまガリア迷宮第10階層の砂漠で出会ったトライアル・ハーツとグレイシャス・リンクスは、互いに協力しながらジャイアント・サンドウォームを牽制し、何とかセーフ・エリアに逃げ込むことが出来たんだが、逃げ回ってたせいで正規のルートから大きく外れてしまい、さらにそのセーフ・エリアも第11階層どころか第9階層にも繋がっていなかったため、やむなくそこで野営を選択するしかなかった。
互いにミラールーム付きの獣車を所有していたが、ミラーリング3倍付与だったために広さは30平米程しかなかったため、窮屈な思いをしながら雑魚寝し、さらには夜番もしなきゃならなかったから、常に火を絶やさないように気を遣いながら寒さに震え、一夜を明かしたらしい。
「そんなことがあったのね。道理でグレイシャス・リンクスは、あの時も砂漠での野営を反対したワケだわ」
「大和君から外気遮断の話を聞いても、実際に体感するまでは信じられなかったからな」
「そりゃそうだよ。僕達だって半信半疑だったんだから、実際に砂漠の夜営を経験していたグレイシャス・リンクスからしたら、絶対に敬遠したかったはずだ」
確かにグレイシャス・リンクスは、獣車に外気遮断の魔法が付与されてる事を説明しても、最初はアンデッド階層に戻るべきだって主張してたからな。
幸い第6階層に下りてすぐに日も暮れだしたから、実際に体感してもらうことが出来たんだが、そうじゃなかったらマジでアンデッド階層に戻る羽目になってたかもしれん。
「砂漠だけじゃなく、雪原なんかの対策も兼ねてたんですよ。実際ソルプレッサ迷宮の第6階層は、雪原でしたからね」
「ああ、確かに雪原も大変だな」
ソルプレッサ迷宮に入った時は試作獣車じゃなかったから、雪原で野営ってなったらマジで大変なことになる所だった。
まあハンターはいなかったから、多分夜番無しで獣車の寝室で暖かくして寝てたとは思うが。
「大和さん、ベスティアに到着しました。お願いできますか?」
「ああ、着いたか。分かった、すぐ行くよ。ファリスさん」
「面倒だけど仕方ないね」
その経験を活かして外気遮断の魔法付与、さらには獣車を引いてくれる車獣にも暑さや寒さ、日差しの対策を施した事を話そうとしたら、キャロルが御者席から下りてきて、ベスティアに到着した事を知らせてくれた。
アライアンスを乗せて行くことはトラレンシアにも伝えてあるが、転移先はベスティアの外だから、中に入るためには門番をしているセイバーに話をする必要がある。
本当はマナやユーリに丸投げしたかったんだが、今回連れてきたのはハンターだから、俺とアライアンス・リーダーのファリスさんが説明しなりゃならない。
獣車の中を調べるのは手間でしかないし、誰が行くかはトラレンシアにも伝えてあるから、特例として身分証の確認は免除されてるのが救いか。
100人以上のライセンス確認なんて面倒だし手間でしかないし、ハンターとはいえ全員がしっかりとした身元だからっていう理由も大きいんだが。
「大変だな、リーダーは」
「やりたいならいつでも代わるよ?」
「お断りだ。んな面倒なこと、誰がやるかよ」
「本来なら大和君がリーダーになるべきだが、まだ経験が足りてないし、今回に関しては他にもやることがあるそうだからな」
「諦めてくれ、リーダー」
心底嫌そうな顔をするファリスさんだが、アライアンスの規定じゃリーダーは一番レベルの高いハンターが務めることになってるからな。
その規定で行くなら俺ってことになるんだが、まだハンター登録して半年ぐらいだから、経験っていう意味じゃこの中のレイドじゃ一番、しかもダントツで少ない。
だから数年は勉強ってことで、リーダーになることは免除されている。
それに今回は、転移石板を使ってアミスターやトラレンシアを何往復もする事にもなってるから、何気に結構多忙なんだよ。
なのでリーダーは、俺達以外で一番レベルが高く、しかもPランクハンターに昇格しているファリスさんしかいないという訳だ。
ハンターは自由人でもあるから、リーダーをやりたくないって人も多い。
実際この場の人達は、全員そうだし。
俺もそうなんだが、現在レベル82の俺を超える人はヘリオスオーブにはいないから、経験を積んだ後はアライアンスの度に俺がリーダーを務める事が確定し、しっかりと通達されもしている。
ここにいる方々は諸手を上げて歓迎してくれているが、面倒な手間から解放されたとも顔に書いてあったんだぞ?
オーダーも参加すればリーダーはそっちに丸投げできるから、出来る事なら俺が参加するアライアンスには、毎回オーダーも参加して欲しいと切に願う今日この頃だ。
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