第20話 ステータス確認

「おっおっ!ゼロス!強くなってねぇか!」


「なら良かった!」


帰る途中でまた訓練をつけてもらっているとそう言ってくれた。実際に言われると強くなったと実感できて嬉しい。

ちなみに今のステータスはこんな感じになっている



【名前】 ゼロス・アドルフォ

【種族】  人族

【年齢】  8

【レベル】 5  (4UP)


【HP】   80/80  (40UP)

【MP】   80/80  (40UP)


【攻撃】  34  (20UP)

【防御】  30  (20UP)

【敏捷】  34  (20UP)

【魔攻】  34  (20UP)

【魔防】  28  (18UP)

【知力】  34  (20UP)


【スキル】

・算術Lv.6・礼儀作法Lv.4・危機感知Lv.2

・剣術Lv.3・武術Lv.3・投擲Lv.3

・隠密Lv.1(New)・忍び足Lv.1(New)

・火魔法Lv.2・風魔法Lv.2・水魔法Lv.1

・魔力操作Lv.5(1UP)・雷耐性Lv.1

・読心術Lv.1(New)


【ユニークスキル】

・雷魔法Lv.1・高速反射Lv.5・偽装Lv.MAX

・エンチャント


【エクストラスキル】

・【称号】収集


【称号】

・転生者

・希少魔法使用者

・早熟

・神童

・九死一生

・一騎当千

・百戦百勝

・虫キラー

・以心伝心(New)



ステータスは1レベルUPで最大でHPとMPが10、他が5上がる。魔法を全然食らってないので魔防が最大値まで上がらなかった。ソフィに魔法を使ってもらい、当たった方がいいの?痛いよな……


「ご飯できたよー」


「じゃあ今日はここまでだな」


「そうだね」


晩ご飯ができたので今日はここまでだ。

この調子で帰っていき、多少ゴブリンなどの魔物は出たがトラブルなく帰ることが出来た。




「よしっ!」


帰ってきて3日過ぎた。そして今日は深夜に外出して魔物を狩ろうと思っている。早くレベルアップしたこの状態で雷エンチャントをしてみたい。ソフィもついてきてもいいが、称号の一騎当千を試したいので今日は1人がいい。なので部屋の窓から風エンチャントを使って飛び出した。


「吹け!ウィンドスピア!」


「はっ!ちょっ!!?」


後ろから急に魔法が放たれたら誰でも驚く。


「ゼロ兄様はまた私を置いて行こうしていたのですか?」


「たまには1人になりたい時だって…」


「私といるよりも1人の方がいいのですか?」


「いや!別にそういうわけじゃなくてね」


「それともあのシャイナとか言う女に会いに行こうとしていたのですか?」


「いや!無理だろ!」


走って行ったらあそこまで何十日かかると思ってるんだよ…無理なのわかってて言ってるだろ。そして普通に呼び捨てしたけど不敬罪とか大丈夫なのかな?


「着替えるので待っててくださいね?」


「いや!今日は1人で…」


「なら私はこのままついて行きますよ?」


「え!ちょっ!」


俺とソフィの部屋は二階にある。窓から見せたソフィの格好はネグリジェ姿だった。8歳でもどこか艶めかしく見えてしまって目を逸らしてしまった。


「お兄ちゃん…待っててね…」


そう言ってソフィは窓を閉めた。というかなんで急にお兄ちゃん呼びなんかするんだよ…

その呼び方をされると死ぬ前の妹を思い出す。このくらいの年の頃はずっとお兄ちゃん、お兄ちゃんと後をつけていた。妹は今も元気にやっているかな?


「準備出来ましたよ」


「ばっ!」


そう言うとソフィは二階から飛び降りた。ソフィのステータスなら平気に着地できるだろうがその体勢は着地を考えてなく、誰かに抱き抱えられやすい体勢だ。さすがにこの体勢で落ちたら怪我をする。なので急いでソフィの落下地点まで行ってお姫様抱っこの状態で受け止めた。


「ありがとうございます」


「受け止めさせる気満々だったくせに…」


「ゼロ兄様のことを信じていただけですよ」


「はぁ…」


「雷エンチャントを試したいのですよね」


「エスパーかよ…」


なんでも読まれてしまう。


「ゼロ兄様のことならなんでも知ってますから」


「はいはい」


そしてソフィと一緒にまた魔物を狩りに向かった。

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