人物紹介③
エメット・フォン・アドニス
髪の色:ダークブラウン
瞳の色:茶色
身長 :174
年齢 :24
身分 :騎士爵三男
全体的に能力が高く期待の若手ではあったが、身分が低いのに成績がトップクラスということから、周囲にいる名門貴族子弟の妬みを受けていた。
甘いマスクであったため名家のご令嬢から気に入られることもあり、それで更に反感を買ったので、高位貴族の何名かとは折り合いが悪い状態。
騎士爵、準男爵は三代目までの世襲で、実家の父が既に三代目のため彼は貴族の籍から抜ける可能性もある。
領地経営などの功績から兄が再叙勲される予定ではあるが、市井に戻る可能性も考えて、ビクトールの私塾では実学を主に学んでいた。
遠方の開拓事業などが出てきたならそこで実績を積ませて、いずれラグナ侯爵家に仕官させようというビクトールの思惑があり、六章の段階では士官候補生としてキープされていた状態。
しかし新天地で頑張ってもらい、新しい繋がりと情報網を構築してくれた方が有意義と考えて、真っ先にアースガルド子爵家へ推薦される。
武芸は一通り修めているし、非モテの貴族男子から恨まれている以外は交友関係も広い方。内政方面の実務能力や適応力もそれなりにあるため、どこでも使える便利な存在となっている。
その分クレインの試行錯誤に付き合わされて、諜報部の責任者にされたり外交部の責任者にされたりと、本人が覚えていないところまで含めて振り回されている。
トレックとは友好的な関係を築けているので、嫉妬の対象からは無事に外れた。
称号:身分の低い白馬の王子
チャールズ・フォン・レメディ・アストライオス
髪の色:金
目の色:金
身長 :177
年齢 :26
身分 :伯爵家四男
北部の名門、アストライオス伯爵家の四男坊。
長めの金髪に髪留めなどを付けて遊ぶ洒落者。
甘やかされて育ったため奔放に育ち、地元では放蕩息子として有名だった。
女性に対して相手の身分を問わず手が早く、ナンパ師としても浮名を流している。
素行を見かねた実家がビクトールの塾へ入れてみたところ、学業ではそれなりの実績を残したし、弓の腕には目を見張るものがあった。
しかし貴族らしくない性格で、平民と飲み屋に繰り出すことがしばしばあり、お堅い作法なども嫌う傾向にある。
そのため真面目な近隣の領主とは毛色が合わないと、仕官の誘いを全て拒否。アースガルド家は雰囲気が緩そうなので、行ってみるかと仕官に応じる。
また、王国歴500年の春には、北侯領都に滞在しつつ私塾へ遊びにきていた。
暇潰しにクレインへ弓を仕込んでいたりもしたので、子爵領へ移籍した門下生の中では数少ない顔見知り。
一応弓術の師匠だが、今は部下で年代も比較的近いため、クレインからすれば気安い相手。
汗臭く忙しい武官ではなく、サボっても文句を言われない閑職の文官に回してもらうことを希望しているが、異動願いは通らず存分に働かされているのが現状。
現在の主な仕事はクレインの屋敷を警備することと、ビクトール邸や市中の見回りだが、見回り中はもちろんサボっている。
称号:ナンパ師、狙撃手
オズマ・フォン・テミス
髪の色:黒
目の色:黒
身長 :181
年齢 :29
身分 :騎士爵家三男
北部の零細騎士爵家出身で、浅黒く日焼けした健康的な外見をしている。
後継ぎにはなれないため実家の隣領で武官を務めていたが、不景気の影響もあって雇い止めをされていた男。
目を見張るほどの才覚は無いが堅実で、実務経験であればそれなりに積んでいる。
仕官前は実家が貧乏な上に影響力も無く、部屋住みとして雑務を行っていた。
腕にはそれなりに自信がある上に領主の一族ということで、主に各村の仲裁や治安維持の任務へ当たる武官として働いていたものの。そこまで治安が悪くなく、暇な時期に声がかかる。
性格が真面目で素直なため、ハンスとの相性は非常に良い。
無口で慎ましいところまで含めて、グレアムとは正反対の存在。
ハンスの補佐役としては過不足なく、クレインにとってのブリュンヒルデやマリウスのような存在となりつつある。
中間管理職の武官となることだけを考えて、ビクトールからの教えは下級士官の仕事に役立ちそうなものに絞っていた。
そのため衛兵隊へノウハウを共有して、子爵領内の治安維持活動を急速に洗練させたことが現状で一番大きな功績。
出世への意欲があまり無いため名家出身の層からは友好的に接されており、平民と関わることが多かったので居丈高に出ることもない。とにかく安定した人材。
称号:謹厳実直
デイビス
髪の色:明るい茶色
目の色:明るい茶色
身長 :173
年齢 :21
身分 :グレアム隊特攻隊長
説明不要。
うぇーい。
以上。
称号:うぇーい
――――――――――――――――――――
6章から加入した門下生3名+8章で登場したグレアムの子分でした。
ビクトールなどはまた後日。
次回から第9章「全面戦争編」に入ります。
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