Night tale

作者 香原 翼

102

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★★ Very Good!!

(2022/8/1執筆)
 主人公の氷磨は、テロによって両親を失っている。
 その復讐のため、学生生活の傍ら、テロと関連性のある組織、翼東修道会を追うが、そんな彼に校長からハルという謎の多い生徒とペア(この作品では『ツィグル』と呼ぶ)を組む事を命じられる。

 その後の氷磨の学生生活は、ツィグルとなったハルや、フィル、ダリアを巻き込み、騒がしいものとなったり、時には深刻な事件に巻き込まれたりと大変なものであるが、その展開の激しさが爽快である。

 そしてこの作品の大きな特徴は、登場キャラクターに関する大きな謎が少しずつ明らかになっていくところである。ハルの過去の秘密、翼東修道会の秘密、あまり書いてしまうとネタバレになってしまうので、実際に読み、その秘密を読み解いてみると面白いであろう。

★★★ Excellent!!!

ご縁がありこの物語に出会いました。更新分まで読み終えましたので、レビューさせていただきます。

この物語は、イーストウッド魔法学校にて伝説の『守護石』を警守する役割、『番人』を勤めている主人公が、とある生徒と『ツィグル(上級生が新入生とペアを組み、学校生活になれるまでの間、サポートを行う制度)』を組まされるところから物語は始まります。しかし、組むことになったその生徒にはある秘密があり……と、開幕から先の展開が期待されます。

主人公と『ツィグル』の生徒との関係性や、周囲にいるキャラクター達のやり取りが軽快で、見ていて全く飽きません。人と人とのやり取りは、作者様の手腕によってキャラクターが息づいているからこそ、というものでしょうか。私はなんだかんだで、やはり主人公の彼が好きです。悩み、苦労し、時に間違えながらも進んでいく不器用な彼の姿は、自然と応援したくなるものでした。
そしてその裏にある、疑問の物語。あなたも、解らないけどこれはそういうものだから、と思考を止めていませんか? 鵜呑みにしてしまっているそれを疑うことが、『革命』の始まりです。
また個人的には、エピソードごとのサブタイトルが秀逸なのも良きです。こういう細かい所にセンスを感じます、羨ましいなぁ……。

思い出はいつの日も夜。だからこその夜奇譚。にぎやかなキャラクラー達が織りなす、謎を解き明かす物語。他の皆様も是非読んでみてください。

★★★ Excellent!!!

この物語主人公:氷磨はコミュ障だ。
悪い奴ではないのだろうけれど、他人と上手く関係性が築けない以上、他人からはその容姿も相まって悪くみられてしまう。幼馴染にでさえどこか心を閉ざしている。
そんな氷磨の元に謎の少年:ハルが現れたことで物語は動き出す。
氷磨とハルの関係が徐々に変化していく様子がいじらしくて良い。


ハルとの出会いに翻弄されながら、当たり前に信じていた歴史の謎に立ち向かっていくストーリーにワクワクした。

全体を通して「歴史を信じすぎていないか?」というセリフが印象的。