四月十七日(水)

今日は特に書くことないから、僕のことについて少し書こうかな。

僕の名前は如月涼太。今17歳で、誕生日は9月の6日。血液型は、AB型。

趣味は、音楽を聴いたり、絵を描いたり見たり、運動したり、あとは学ぶこと。

知識を得るってことがすっごく楽しいんだ、あと、その知識を使うこと。

基本的に何をするのも好きだけれど、僕がやりたくないって思ったことをするのは大嫌い、超嫌い!!

だから自由奔放、って、思ってるよ。自分で自分のこと。

ちょっと文字数少ないから、今日は音楽について書こうかな。また書くの困った日には、ちょくちょく僕のこと書いて埋めようと思う。

僕はいわゆるJ-popとか、洋楽ってよりかは古典音楽、クラッシックが好きで、そーゆーのばっか聴いてる。最近ハマったのは、フォーレっていう人のドリー組曲。中でも子守唄っていうのが好き。高音の主旋律と、それを支える分散和音の低音。連弾だからこそなせるハーモニーが、本当に綺麗なんだ。ゆっくりとしたテンポで、きっと子供なら夢の世界に連れていかれちゃうような曲。僕はこういう曲に出会うたびに、もっと音楽について詳しくなって、音楽について感情的にも理論的にも語れるようになりたいと思うよ。主観的にしか話せないから。あ、でね、この曲の面白いところはね、この曲はフォーレの愛人の子に宛てた曲と言われているってところ!

この曲は題名の通り、「ドリー」って子供、正しくはドリーっていう愛称の女の子、エレーヌのために作られた曲なんだけれど、フォーレはエレーヌの母親、エンマと愛人関係にあっんじゃないかって言われてる。

なんで愛人関係?っていうと、フォーレには元々マリーっていう奥さんがいたから。一説によると、ドリーはフォーレの子供なのでは?とも言われてる、結局真相は19世紀フランスに置き去りにされてしまっているけれど。

けれど、そこが本当に面白いんだ!まず面白いのはそんなフォーレの性格!

フォーレは享楽的な人で、マリーって奥さんがいながらも、エンマだけじゃなくていろんな人と愛人関係にあったんだ。教会でオルガン奏者を務めていたにもかかわらず、全然敬虔なキリスト教徒じゃなかった。レクイエムって曲まで作っといてだ。それでも、神様はこんなに素敵な曲たちを作る才能を、フォーレに授けてくださったんだよ?篤信でなくても、キリスト教に帰依しなくても。キリスト教には教えの中に『あなたは姦淫を犯してはならない』ってあるのに!

一体フォーレはどんな気持ちでオルガンを演奏していたんだろう。それがとっても気になるというか、興味惹かれるんだ。

あとは、愛人の子供にそんなに素敵な曲を捧げられたフォーレなら、自分の子供に向けてその曲を作ったら、どれだけ素晴らしい曲ができたんだろうって思う。

でも調べても、自分の子供たちに向けた曲を作ったってこと、書いていない。愛情って奥さんに、自分の子供に一番注がれてるものじゃないのかなぁ。愛ってなんなんだろう?そういうことを考えさせてくれるのも、この曲の、この人の面白いところ。


こんなふうに書いてたら

超長くなっちゃった!やばい、寝ます。

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