第61話 東西同時防衛

 5人の使徒?の話もまだ聞いて無い。

 何でこんなに次々と、問題起こるの?

 村の食料は、大丈夫!


「コウ達は、魔法訓練していて」

「「「「「はい!」」」」」


 チャメの案内で、サヨと飛びます。


 中央州では、リザード職人とオーク達による、建物の修復と新築が進んで居ます。


「アネエサ様!!ぶどう酒が完成しました!!芋酒も発酵中で間もなく出来上がります!!」

「バッカス!頑張ってるね、期待してるよ!!」

「はい!!一度視察指導お願いします!!」

 バッカスに中央州知事職の兼務を押し付けて居ます。

 恵の森州知事はハジメ酋長が引き受けてくれました。


「東西の防衛が終わったら、見学に行くよ」

「お待ちしてます!!」


 仮の州知事館に入ります。

「魔神アネエサ様!!」

「え~と?南海岸王国に居た、諜報員?」

「やはり、顔を覚えられて居ましたか、元西王国の諜報員です」

「元?」

「はい!!引退しました!北と南の諜報員も引退、家族と共にアネエサ王国に移住したいと、勝手ながら参りました」


「移住は歓迎します」「「「お役に立ちます!!」」」

「アネエサ様!肝心の報告です!!西王国南王国北王国連合、1万の軍勢が、後5日で西開拓村、攻撃占領を謀って居ります!!!」


「我らは元、東、東北、北東王国の諜報員で有ります!!同じく家族と共に移住希望で有ります!!」

「貴方方も、見覚え有ります、移住は大歓迎です」

「「「必ずお役に立ちます!!!」」」


「東3国も連合軍8千が進撃し、東開拓村を占領後、西連合軍と同時攻撃で、アネエサ王国を滅ぼす計画!!5日後作戦開始しされます!!」

「貴重な情報有り難う!!移住先が決まるまで、家族と共に州知事館でユックリして!」


 さて、猶予は五日か!

 敵軍は1万と8千···魔法で一気殲滅しか無い、小数過ぎる我軍では侮られて交渉は無理だね。

 と言うか、兵力確認したら、怒濤の攻めでしょう。

 1万の相手は、私とサヨの二人。

 8千の相手は、親衛隊と防衛軍130名。


 下手な恩情や油断は、順調に発展してるアネエサ王国が滅びる。


「手加減無用!!各自最強魔法で焼き尽くせ!切り刻め!!」

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