その出会いが偶然か必然だったのかは、お話を読み進めるうちにわかります
会話はテンポだけに留まらず、軽妙に見えてしっかりキャラクターの性格を押し出してくれます
また、次はこれ、次はこっちと、行き先や目的が明示されているので、文字数がちょっと多いなと思っても、読み手が迷子になることがありません
世界観は壮大です
けれど土台は固まっています
作中で「ん?」と思ったことは、パズルの1ピースになっている可能性が高く、お話の結末と併せて一つのパズルが完成する感覚はたまりません
あー! これ!! そういうことか!!(そして納得)
そんな感じです。そんな感じでした!!
いばら姫ならぬ王子と豪傑な女盗賊の旅路!
まだまだ物語は途中ですが、テンポがよく、読みやすく、何よりもとっても面白いです。
続きが気になっているところですが、もっと多くの方の目に触れてほしいと思ってレビューを書くことにしました。
城と共に眠りについていた王子様を目覚めさせたのは、
訳あり女盗賊の「ミラクルハプニングキス」(本文まま)でした……。
この女盗賊が、とにかく強い! 豪快! かっこいい!
そして王子様はしたたか。交渉上手。そして好奇心が旺盛。
『剛』の強さを持つ女盗賊と『柔』の強さを持つ王子様。
それぞれが秘密を持ちつつ、旅をして行くにつれて、
世界の理も明らかになっていくようです。
ぐいぐい読ませてくる物語です。
女主人公のファンタジーをお探しの方は、是非。