第91話 商業組合
シャクヤと僕たち夫婦の話は、”大賢者”救出がシャクヤの目的であることがわかった時点で、終了した。
僕としては、その具体的な相談をしたり、勇者召喚についての彼女の見解を詳細に聞いたりしたかったのだが、結局、嫁さんとシャクヤとのガールズトークに流れが変わってしまったのだ。しかも、話の矛先が、僕の方にチクチクと向けられる。
居たたまれなくなった僕は、そっとその場を離れ、僕と嫁さんのために用意された部屋に一人で戻った。
ベッドが2つ、くっつけて配置されていた。おそらくダブルベッドの代わりなのだろう。少し寝転がってみた。何日ぶりかのベッドだった。心が休まる。そして、気づけば熟睡していた。
翌朝、目が覚めた時も一人だった。
しばらく一人でボーっとしていると、嫁さんが部屋に戻ってきた。すこぶる上機嫌だ。
「蓮くん、おはよ」
「おはよう。シャクヤと寝てたの?」
「うん」
「仲いいなぁ」
「いっぱいおしゃべりしてたんだ。それでね……イチャイチャ禁止のことについても聞いておいたよ」
「え…………」
僕は思わず立ち上がった。やはり夫婦として、そこは一番の関心事なのだ。
「ど……どうだった?」
ついつい、前のめりで聞いてしまう僕。嫁さんが笑顔のまま、意外そうな目をした。
「蓮くん、そんなに食いつくんだ……」
そう言われて、僕はハッとする。
「い、いや!…………うん。やっぱ気になるし、僕からシャクヤに聞くのはセクハラっぽいと思って迷ってたし……」
「ふふふ……確かにね。さて、それでは蓮くんの気になる結果は、どうだったと思う?」
嫁さんが微笑して逆質問してきた。その様子を見ているだけで僕は察してしまい、ガッカリする。
「……ダメだったんね」
「え、なんでわかるの?」
「百合ちゃんが本当に喜ぶ時は、そんなに静かにしていないから。それこそ、この問題がクリアされた時には、部屋に入ってきた途端に僕に抱きついてきた気がする。そうじゃないということは……イチャイチャ禁止は真実だったということだ」
「あぁ……そうかも」
「”男女の交わり”をしちゃうと、勇者の力が失われてしまう。本当なんだね?」
「うん。シャクヤちゃんもそう教えられたって」
「どこまでなら許されるか、ってのは?」
「顔を真っ赤にして、”考えたこともございません”って言ってた」
「予想どおりの答えだな……」
僕が落胆していると、嫁さんがベッドに座った。
「せっかく、こんなダブルベッドみたいにしてくれたのにねぇーー」
それを見て、僕も隣に座った。
「エルムたちが気を利かせてくれたんだろうな。そういえば、シャクヤもなんで、こんな重要なことを僕たちに黙っていたんだろ?勇者の力が失われたら、彼女にとっても一大事のはずだ」
「なんかね、私たちが夫婦だってことを知った時点で、自分の中でいろいろ納得しちゃったんだって。つまり、夫婦なんだから、当然そういうことは既にしているだろうし、てことは、”勇者は男女の交わり禁止”ってのは、迷信だったんだ、って」
「迷信?そんな可能性あるのかな?」
「ううん。ただの早とちりだから、そういう希望は持たないで、って」
「そりゃそうか……そして、シャクヤ的に、そんな話題をあえて口にするのは恥ずかしかったから、僕たちに確認もしなかったんだな」
「そういうこと。私たちがこの世界に来てから、チューすらしていなかったことには、シャクヤちゃんもかなり驚いてたよ」
「普通はそうだよなぁ……なんだか、運が良かったんだか、悪かったんだか……」
「……試してみる?」
「……え?」
「だから、チューしても平気かどうか」
「……本気で言ってる?」
「やっぱダメ?」
「こればっかりは、実験するわけにいかないよ。万が一、アウトだった場合、取り返しがつかないんだから」
「だよね……」
「もうこの件については、変に期待するのは、やめよう……確かめる術もないし、誰に聞いたって答えは同じなんだし……」
ガックリとうなだれる僕だったが、ここで、あることを閃いた。
「……いた!”大賢者”だ!」
「あっ……なるほど!」
「”大賢者”を救い出せば、この件について詳しく聞ける。もちろん、僕たちが帰る方法についてもだ」
「シャクヤちゃんのおじいちゃんて、私たちにとっても最重要人物だったんだ。どうする?シャクヤちゃん、呼んで来ようか?」
「そうしよう」
嫁さんがシャクヤを部屋に呼んだ。
そして、改めて”大賢者”救出の件について相談すると、意外な答えが返ってきた。
「お二人のお気持ち、大変にありがとうございます。ですが、今は魔王が実際に出現している大変な時でございますので、祖父のことは、後回しでも結構でございます」
「え、そうなの?シャクヤちゃんとしては、すぐに助けたいのかと思ってた」
と、嫁さんが尋ねる。
「もちろん、すぐに助けたい思いはございます。しかしながら、どこに幽閉されているのかもわからない状況でございますので、今現在、動く算段が全くございません」
具体的なプランの相談となれば、僕が答える番だ。
「ということは、王国の宮殿に侵入して情報を探り出すか、正面から交渉する材料を作り出すか、どちらかして、その場所を特定するしかないな」
「はい。ですから勇者様には、先に魔王を倒していただこうと考えておりました」
「確かに魔王を倒した勇者なら、王国と交渉することは可能だろう。でもシャクヤ、勇者は魔王を倒したら、元の世界に戻ってしまうんじゃないのか?」
「そこは、よくわかっておりません。魔王を倒した勇者様が、国に凱旋した様子も歴史に残されておりますので、すぐに消えてしまわれるわけではないようでございます。しかし、その後の勇者様の足取りは、必ず掴めなくなります」
「やっぱりか……僕がずっと怪しんでいる点もそこなんだ」
「と、おっしゃいますと?」
「最初は僕も魔王を倒せば、元の世界に帰れるものだと考えていた。だけど、そもそも僕たちの場合、夫婦二人そろって召喚されている。それは過去に前例のないことだとシャクヤから教わった。だとしたら、安易に魔王を倒すのは、僕たちにとっては危険なんじゃないかと考えているんだ」
「そうでございますね。お二人のことは、謎が多すぎでございます」
「場合によっては、元の世界に戻れるのは百合ちゃんだけで、僕は勇者じゃないから帰れない、ってことも可能性としてありえると思うんだ」
これには、嫁さんが悲鳴のような声で反応した。
「えっ!そんなのヤだよ!!」
「僕だって、イヤさ。さらにそもそもの話として、最悪の場合、魔王を倒して、いなくなった勇者は、元の世界に帰ったのではなく、単に消滅していただけだった、なんて残酷なオチまで、僕は想定している」
「えぇぇぇぇぇ!なにそのバッドエンド!!そんなことまで蓮くん、考えてたの!?」
「最悪の事態を想定することは、リスクマネジメントとして大事なことだからね。ゆえに僕の考えとしては、まず『勇者召喚の儀』そのものが、どのような術式で成り立っているのか、を完全に把握したいと思っている。全てにおいて、その謎を解くことが最優先だ。それが済んでから魔王の対処に当たるべきだろう、とね」
「でも、今のままじゃ、シャクヤちゃんのおじいちゃん、どこにいるのか、わからないよ?」
「うん。それに僕たち二人が同時に召喚された件について調べるには、召喚者であるラクティの協力も必要不可欠だ。そうすると、王国の信頼を取り戻すことまで必須条件になってしまう」
今度はシャクヤが、絶望したような声で呟いた。
「そ……そのようなこと、可能なのでございましょうか……わたくし、もうお手上げな気がしてしまいます……」
「そこで、僕が今、実行中のプランがあるんだ。現在、相手からの連絡待ちなんだけどね。これ、読んでくれるか」
僕は、宝珠に作戦内容を書き、シャクヤに渡した。
「えっ……!」
読みながら、シャクヤは小さな叫び声をあげた。そして、読み終わると感慨深そうにため息をついた。
「……なんという大胆な作戦なのでございましょう」
「これなら、僕たちの願うことを全て叶えられるだろ?」
「は……はい。ですが……」
「こちらには百合ちゃんがいる。だから大丈夫だよ」
僕がそう言うと、シャクヤは心配そうに嫁さんを見た。
その視線を受け止めた嫁さんは、微笑を浮かべて平然と言った。
「さて、お腹も空いたし、ご飯食べよ。カメリアちゃんが作ってくれてるから」
僕たちは1階のダイニングに移動した。既にカメリアが朝食の準備を済ませて、待っていてくれていた。
「僕たちの最終目標については、話がまとまった。あとは、目の前の課題についての相談だな」
そう言って、僕たちは食事を取りながら、『プラチナ商会』としての具体的な活動を相談した。そして、最初の方針を決定した。
まずはゴールドプレートのシャクヤを伴って、この街の商業組合に挨拶する。そこで、この街で商売できる条件を聞き出そうということにした。
「ところで、エルムたちはどうしたんだろう?」
「あの人たちでしたら、朝まで飲んでいて、さっき帰ってきました。きっとお昼過ぎまで寝ていると思います」
と、カメリアが苦笑いして教えてくれた。
「休暇を与えた途端にこれか……」
「まぁ、そう簡単に変わるわけないよねぇ……」
僕と嫁さんも苦笑した。
そして、『プラチナ商会』としての初めての行動を開始した。騎士と監視者に見つからないよう、嫁さんは気配を隠し、僕とシャクヤは別々に家を出て、現地集合とした。
商業組合は、大通りの真ん中に位置していた。
その前まで来ると、透明の嫁さんが囁いてきた。
「なんだか、今日は騎士の人たちがいつもよりピリピリしてる」
「何かあったんだな。こちらも警戒を強めた方がよさそうだね」
「うん」
あとからシャクヤが合流したので、嫁さんも姿を現す。
僕たちは、一緒に建物に入り、シャクヤから挨拶してもらった。
新進気鋭のゴールドプレートであり、今や街中で噂となっている”姫賢者”シャクヤが訪問したものだから、受け付けた人も大喜びで上役の人を呼びに行った。そして、奥にある応接室に案内された。3人で待機する。
「ふぅ……さすがに僕も緊張してきた」
「え、そうなの?」
「僕は技術職であって営業職ではない。取り引きのあるお客さんとの打ち合わせは何度もしてきたけど、こんな飛び込み営業みたいなことは、生まれて初めてなんだよ」
「そっか。でも、私が付いてるから大丈夫だよ」
「どっから来るんだよ。その自信は……」
僕と嫁さんとの会話に、シャクヤが勢い込んでさらにフォローしてくれる。
「わ、わたくしもおりますので!」
「うん。シャクヤは頼りにしているよ」
「あつかいの差!」
嫁さんは、ふてくされた。
そこで扉が開いた。
入ってきたのは、小柄で、長い白髭を生やした、おじいさんだった。後ろには、秘書と思われる青年も立っている。立ち上がった僕たちを代表して、まずはシャクヤが挨拶してくれた。
「本日は、急な訪問を致してしまい、申し訳ございません。わたくし、先日ハンターになりましたシャクヤと申します」
「これはこれは……噂に違わぬ美人ですな。”姫賢者”さん。私は、この街の商業組合の代表を務めておる『ゼルコバ』です。いや、美人さんに会えると聞いたものだから、仕事を放り出してきましたよ」
「いえ、そんな……」
『ゼルコバ』と名乗った老人は、老獪さを象徴するような深い皺と、人の好さそうな目を持つ、一癖も二癖もありそうな人物だった。まさか、いきなりトップが現れるとは僕も予想していなかったが、これは絶好の機会だ。”姫賢者”様様と言えよう。
「して、隣の方々は、どなたですかな?そちらの女性も大変お美しい方ですな……」
「はい。こちらは……」
シャクヤが僕の方に顔を向けたので、僕は自ら挨拶した。
「はじめまして。私は、シルバープレートのハンター、蓮・白金と申します。隣にいるのは妻で、同じくシルバープレートの百合華です」
僕の挨拶を聞いた途端、細い目をしたゼルコバさんは、一瞬、その眼を大きく開いた。
「レン……ですと……」
案の定、僕の名前を聞いて警戒している。
ここは堂々と行こうと思った。
「はい。近頃では、”ニセ勇者”と名乗った方が早いでしょうか」
「ほう……」
こちらが開き直って挨拶すると、ゼルコバさんは、ほんの少し表情を崩した。
そして、背後にいる秘書に向かって、言った。
「ふむ。少しこちらに時間を取るから、調整しておきなさい。まさか、今この街で最も有名なハンター3人が一度に来訪するとは。これは、面白いことになってきた」
僕たちは着席を促され、ゼルコバさんのあとにソファに座りなおした。
シャクヤが用件を伝えた。
「ゼルコバ様、本日は貴重なお時間をいただきましたこと、誠に感謝申し上げます。実は、わたくしが連れて参りましたレン様は、世間では”ニセ勇者”などと呼ばれておりますが、あれは王国の横暴によるものでございまして、全くの濡れ衣なのでございます」
「なるほど。他ならぬ”姫賢者”さんのお話しなので、一応、耳を貸したいとは思いますが、しかし、そのような方が、いったい何をしに、ここに来られたのですかな?」
シャクヤがこちらを向いたので、その説明は僕がした。
「私たちは、この街で商売をしたいと考えています。シャクヤも私の仲間です。現状では、私の名前を表立って使用することはできませんので、『プラチナ商会』という屋号で、仲間が協力し合う組織を作りました。ですので、御組合から商売の許可をいただきたく、本日は参上しました」
「ふむ。して、どのようなご商売を?」
「実は、お見せしようと思って、持参して来ました。この宝珠を売りたいと考えています」
「むむ?宝珠ですと?ハンターなら、ギルド本部で購入するでしょうから、今さら宝珠を売り出したところで、売れるとは思えませんな」
「普通の宝珠なら、そのとおりだと思います。しかし、私が売りたいのは、戦うための宝珠ではありません。生活を手助けする宝珠なのです。例えば、この宝珠は、部屋を明るくします」
「光の魔法の宝珠は知っていますよ。しかし、目が眩むほどの強烈な光が一瞬発せられるだけで、部屋の照明にすることは不可能でしょう」
「ところが、この魔法は違うんです。ご覧ください」
僕は宝珠を発動させた。
日中の光が差し込んで明るかった部屋が、さらに明るくなった。
ゼルコバさんの細い眼が、再び大きく見開かれた。
「こ、これは!」
「昼間のうちは、わかりづらいかもしれませんが、夜に使用した場合、部屋中を宝珠一つで照らすことができます。ちょうどいい明るさを長時間持続することが可能です。マナの濃い環聖峰中立地帯なら、24時間発動させることもできますが、この地域の場合、日中にマナをチャージしておくことで、一晩中、発動させることが可能です」
「ふーーーむ…………」
驚いた様子で照明宝珠を凝視するゼルコバさん。
かなり食いつきがいい。
「よろしければ、サンプルとして置いていきますので、しばらく使ってみていただけませんか?」
「むむむ?置いていく?タダで使用させてもらえると?」
「はい。無料サンプルですので、これは差し上げます。気に入っていただけましたら、改めて新品を追加注文してください」
「なんと!そのような方法、初めて聞きましたぞ!それに今の話が本当であれば、この宝珠は相当な高級品になります。タダで置いていくなど、普通は考えないでしょう」
「今までに無い商品ですから、どなたかに使用していただき、その良さを世間に広めていただきたいのです。相手がご高名な方であれば、なおのこと、その効果は大きい。これは、将来を見越した投資です」
「むむむむむむむ……」
商業組合の代表、ゼルコバさんは深く考え込んでいる様子だ。
僕のこのやり方は、現代社会なら誰でも思いつくようなマーケティング手法であり、広告手法だ。無料サンプルを使用してもらって、その良さを世間に口コミで広めてもらう。そうすれば、自然と買い手が増える。
正直、専門外の僕が考えた程度のこんなやり方でビックリされているようでは、この世界の経済活動は、まだまだ大したことがないと言える。
それもそのはずで、近代に入って以降、資本主義社会の中で発展してきた経済活動と比べれば、中世世界の経済の考え方は、まるで子どものようなものだ。
これに僕の技術力を加えて良質な商品を売り捌けば、この世界でお金を稼ぐことは、もしかするとヌルゲーかもしれない。
気を良くした僕は、さらに別の商品も紹介した。
「その他にも、売りたい商品があります。環聖峰中立地帯にて採取できる、とても貴重な食材です。こちらは生ものですので今、手元にはありませんが、一口食していただければ、おわかりになると思います。貴族ですら、口にしたことのない美味な食材です」
すると、ゼルコバさんはさらに大きく目を開けた。
「宝珠の次は、食材ですか!」
「あの食材が流通するようになれば、この街の食文化はさらに向上することでしょう。そうなれば、人の往来はさらに増し、商業が発展することは間違いありません」
「とても自信がおありのようですが、それほどの食材であると?」
「ええ。とある貴族令嬢からもお墨付きをもらっています。こんなおいしいものは食べたことがないと」
「ふーーーーむ………………」
再び沈思黙考するゼルコバさん。
ちなみに、とある貴族令嬢とは、隣にいるシャクヤのことだが、彼女には素性を明かしたくない事情があるため、今は伏せておいた。
自分の話を真剣に聞いてもらうことができ、僕は大いに満足した。彼の反応を見る限り、かなり期待が持てそうだ。
両隣に座っている嫁さんとシャクヤに目を向けると、僕の顔をそれぞれ安心した様子で見てくれていた。
というか、嫁さんの方は何か感動しているようで、頬を赤くし、目をキラキラさせてこちらをガン見している。そういえば、僕が仕事の交渉をしているのを初めて見せたことになる。大したことはしていないが、これはまたかなり好感度が上がったようだ。
対するシャクヤは、僕の商売方法そのものを熱心に聞き入ってくれたようで、目から鱗、と言わんばかりの顔で感嘆している。
さて、ゼルコバさんの方に目を向けると、額に汗を滲ませて、まだ考え込んでいた。これは相当、悩んでいると見える。そして、ついに口を開き、しわがれた声を重く響かせて、こう言った。
「ふむ。やはりダメですな」
その言葉に耳を疑い、僕は疑問の声だけを発した。
「……え?」
「お話は大変面白いものでした。しかし、いかんせん、”人物”が悪い」
部屋の中が、いっきに不穏な空気へと変わった。
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