【登場人物紹介】その1
ゼフィルス 16歳(??歳)【勇者】
本作の主人公。日本では灰なゲーマーで〈ダン活〉をこよなく愛していたが、ある日悲劇が起こった。プレイ時間8000時間を込めたセーブデータがぶっ壊れたのだ。その衝撃はとんでもなく、主人公はヤバい顔してぶっ倒れ、そのままショック死してしまう。
しかし、気がついたら〈ダン活〉の世界に入り込んでいる事に気づき、夢にまで見たリアル〈ダン活〉を楽しみ尽くすと決め、行動する。
リアル〈ダン活〉は一度しか無いかも知れないという考えが暴走をセーブさせており、ゼフィルスはネタに走らず、しっかりと最強の【勇者】を取得した。
初めてのリアル〈ダン活〉にはしゃぎまくっているが、決して後悔しないようやや保守的に立ち回っているのを本人は気がついていない。それでも偶に
当面の目標として最強になる。最強のギルドを作るつもりではあるが、それはあくまで手段であって目的はリアル〈ダン活〉を楽しみ尽くすことに集約され、それが叶うのなら最強くらいなってやろうと思っている。
ただ、最強と楽しむが両立出来ているので分ける必要が徐々になくなりつつある。
ハンナ 16歳 【錬金術師】
本作で〈名も無き始まりの村〉の錬金術店の娘であり、隠しクエスト〈スライムに襲われた少女を助けろ〉で登場する非常に重要なキャラクター。
見た目は13歳くらいでロリ体型を気にしているが胸と尻には密かに自信を持っている。
ゼフィルスとは幼馴染の関係だが深い関わり合いは無かった。
学園に向かう前日、森にポーションの材料を取りに行った時スライムに襲われてしまい腰が砕けて動けなくなってしまう。
そこにゼフィルスが来て一瞬で救ってくれてから、ゼフィルスをかなり意識しだす。
今は共にいるだけで幸せなのでなるべく毎日会うようにしている。ダンジョンもなるべく一緒に付いていく。ゼフィルスと一緒に居るためになると色々アグレッシブになる。
性格は内気気味だがダンジョンでは気が強くなる。基本敬語を使うが、同じ村のゼフィルスには砕けた素で話す。
将来【錬金術師】に就きたかったが、ゼフィルスのおかげで一発で目的の
趣味は『錬金』と〈スラリポマラソン〉。元々家であまり錬金をやらせてもらえなかった反動で素材の収集癖がついてしまい、いくつ素材があってもスラリポがやめられない。最近はそのスライムを叩く感触がお金を生む手応えに感じてクセになりつつある。
シエラ 16歳 【盾姫】
伯爵家令嬢で「人種」カテゴリー「伯爵」「姫」を持つ。
容姿端麗、冷静沈着でクールで気品が溢れている。
ブロンドの髪を腰まで伸ばしたストレートヘアに明るい青色の瞳の美少女。
盾の扱いに非常に大きな才能があり、【盾姫】の再来とも言われた。
伯爵家では曾祖母に続く秀才と呼ばれ大きな期待を寄せられるが、それがシエラの重荷になっていた。
家族の期待に応えられるか分からない日々に次第に心がすり減り、余裕が無くなっていく。
そんなおり、ゼフィルスから
また、ゼフィルスのやや強引なところが冷静沈着なシエラにマッチしており、自分の心を救ってくれた手に引っ張っていかれる事がシエラには堪らなく心に来ていたりする。
思いを寄せるまでは行かないが、ゼフィルスの事が気になる異性になりつつある。もし、また何か大きなきっかけがあれば心が落ちる可能性大。
ラナ 16歳 【聖女】
王女で「人種」カテゴリー「王族」「姫」を持つ。
輝くようなショートの銀髪に大海原のように青く勝気な瞳。女子の平均値くらいの身長で顔はすばらしく整っている。ゼフィルスが文句なしの美少女と評価した。
ラナには兄がおり、とても可愛がられていたが、兄が先に学園に入学するにあたりラナは大いに拗ねた。お兄ちゃんっ子だったのだ。
今まで可愛がられていた反動でわがままになり、傲慢王女になってみんなを困らせるが、元々は素直で優しい子だ。意外に聞き分けが良い。
ただ甘やかされていた影響で少し勉強の方が遅れ気味になっており、頭がやや弱い。
性格は明るく、乙女な趣味をしており。勇者と聖女がダンジョンを苦労の末に攻略し、やがて結ばれる恋物語が大好きだった。
その影響で、現代に本物の【勇者】が現れた時、これは絶対運命だわと思い込み【聖女】を目指す事に決める。おかげで入学式ジョブ計測の日、エステルは【近衛騎士】に就きそびれたので結果オーライ。
【勇者】ゼフィルスの見た目はラナのストライクだったが、性格が勇者っぽくないので何かと突っかかる事が多い。本人は自覚していないが、その行動は好きな人に悪戯を仕掛ける子どものようだ。
ゼフィルスの事は気にはなっているし意識もしているが、それは恋物語に影響された憧れという面が強い。しかし、自分が【聖女】に就いた頃からやはり将来結ばれるのが運命なのではないかと思い込みが激しくなり始める。
このままだと思い込みで勝手にコロリと落ちかねない。王女の未来はどこへ行くのか。
今後に期待。
エステル 16歳 【姫騎士】(内定)
騎士爵家令嬢で「人種」カテゴリー「騎士爵」「姫」を持つ。
少し桃色がかったブロンドのショートにオレンジ色の瞳が優しい雰囲気を纏っていて、なんとなく知的な印象を覚える。身長はゼフィルスより少し低めと女性にしてはやや高く、非常にメリハリのある体つきをしている。
騎士爵家でも王家に力を認められているトップの座にある家の娘であり、秀才と呼ばれ、幼いうちから護衛見習いとしてラナのお付きをしていた。
ラナとの仲も良好で友人以上の関係を築いており、ほぼなんでも相談できるほどだ。当然エステルに遠慮なんてものは無く、ラナがちょっとはしたない事をする度に愛の鞭が飛んでいく。
将来は【近衛騎士】に就き、ラナの護衛として生きていくのだと思っていたが、ハプニング発生。ラナが急に最高の頂である【聖女】に就きたいと言いだし、入学式で
【近衛騎士】と【姫騎士】では格の差がとんでもなく大きく、家は二つ返事で【姫騎士】に就けるのなら逃すなと言ってきた。
エステルは【近衛騎士】に就く未来をあっさり捨てることを決意した。
ゼフィルスについては不思議で博識な方という印象。王家すら知らなかった【聖女】の取得方法に加え、自分を【姫騎士】にまで就かせていただけるということでゼフィルスへの感謝は日々上昇している。
また、将来的に【勇者】は【聖女】ラナの婚約者候補第一に上がるだろう、なら自分が将来お仕えする未来があると考え、忠義を尽くす事に決めたのだった。
マリー先輩 17歳 【??】 第28話・初登場
二年生の先輩。Cランクギルド〈ワッペンシールステッカー〉のメンバー。
ハンナと同じ身長と腰回りを持つほどロリ体型だが、こちらはハンナと違い完全に幼児体型。ある筋の話によれば5年前から成長が止まっているらしい。
髪をツインテールに分けており、それがより一層ロリ度を高めている。
独特ななまり口調があり商売上手。あとノリが良い。
フィリス先生 19歳 【上侍】 第12話・初登場
迷宮学園、〈ダンジョン攻略専攻・戦闘課〉の教員。そして同専攻の卒業生でもある。
わがままで祖父のコネを使って今の地位に就いたためやる気は十分。
まだまだ高卒の新任のようなものなので至らない点が多い。
美人教師であり、彼氏の有無については不明である。
キリちゃん先輩 18歳 【??】 第45話・初登場
三年生の先輩。Aランクギルド〈千剣フラカル〉のサブマスター。
本名はキリエ。袴姿で黒髪ポニーテール。身長は高く、スラリとした美少女。
ただ
しかし、実力は高く、ゼフィルスの知識チートを
メリーナ 17歳 【??】 第26話・初登場
〈総合買い取り商会〉の窓口で買い取り対応してくれた美人お姉さん系の先輩。〈ダンジョン営業専攻〉二年生。
ヴァンダムド 78歳 【??】 第8話・初登場
〈国立ダンジョン探索支援学園〉学校長。ファグナー公爵当主。
サンタと見間違えるほど白い髭をたっぷり伸ばし、がっちりとした体型のご老公。
フィリス先生の祖父に当たる。
ダビデフ教官 32歳 【筋肉戦士】 第16話・本格的に登場
【筋肉戦士】の教官。ゼフィルスからは脳まで筋肉に侵食されているのではないかと疑われている。
軍では少佐に就いているためかなりのエリート。
セーダン 16歳 【??】 第46話・初登場(話にだけ)
角刈りで日焼けした肌が目立つ高身長のボクサーみたいな男子学生。【大拳闘士】を目指している。
寡黙な先輩 18歳 【??】 第39話・初登場
職人のような性格だが、何故か店番をしていた。
〈幸猫様〉 永遠の○歳 【神棚の主】 第57話・初登場
招き猫を100倍可愛くして女の子にバズりやすくデフォルメ調整されたぬいぐるみ。
正式名称:〈幸運を招く猫〉。
ギルド設置型アイテムで、ギルド内に飾るとギルドメンバーに『幸運』が付与される。
〈ダン活〉プレイヤーからはあまりの神っぷりに神様みたいな猫だと
なお、お供えが肉派か魚派かで派閥が出来ている。ゼフィルスは肉派に所属している。
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