いよいよ秘密が明らかになってきました!ミステリーなので詳しく書けないのがもどかしいですが、とにかく、発想がスゴいです!作者さんの頭の中どうなってるんですか?あの人がまさか、とか、これがここに繋がるんだ!とか、伏線がきれいに回収される気持ちのよさを何度も味わうことができます。重厚な俳優陣で実写化されたら面白いだろうな~。最終的にどうなるか全く予想がつきません。これからも、ハラハラドキドキさせてもらいます!
気付いたら抱えていたものと言えば、血筋だったり借金だったりが相場のご時世ですが、本当に受け継いだものは目に見えない所にあって、それを選び取る日すらいつか必ず来る。これを読んでるとそんな気になりました。 重たいテーマを可能な限り軽くするためのキャラ造詣と、地の文が備わっているので、エンタメと大衆向けの為に講じたバランス調整がとても素晴らしいです。 杉崎さんとの対比が強烈に描かれ、今までなにも抱えずに生きてきた彼の手には最後、何が残るのか! そこらへんも楽しみにしてます!