第4話 てやんでい🥺
目の前に女の子が居やがるが、こちとら江戸っ子。いくら包丁を突きつけられても、その要求には答えられないねえ。
「私たち、一緒になりましょう♡」
「てやんでい、まずはその包丁を下げな?」
いったいなんなんだ? この女の子は?
「私たちが一緒になれないなら、私はここで死を選びます」そう言って女の子が自分に包丁を向け始める。
「べらぼう! 自分の命を粗末に扱うんじゃねえ!」
「ならば、私と一緒になりましょう」
それにしても、この女の子は美女だな。しかし、オレは付き合っている彼女がいる。わりいが断るしかないな?
「てやんでい、何回同じことを言わせるんでい! 他を当たってくれ!」そうオレが背中を見せた時にその女の子は刺してきやがった!
「私たち、一緒になれないならば、この命と共に!」
「てやんでい! 刺してきやがった! 誰か! ぐふっ!」
4話終わり
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