四章 キャラクター紹介
※ 本日は二話更新します。29話をまだお読みでないかたはそちらを先にお読みください。
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新しい章が始まる前に、第四章時点での主なキャラクターについてまとめておきます。
# 秘密基地グループ
【ダイチ】
本名、
本小説の主人公。
秘密基地グループにおける役職は魔石戦士。
メンバー No.02。
サラサラの黒髪、黒目、背の高さは普通。
いわゆる爽やか美少年で、見た目の良さのせいで女子の人気は高いが、見た目で騒がれることがあまり好きではない。
もっと男らしい、例えばケンゴのようなルックスに生まれてきたかったと思っている。
スポーツから勉強まで、目立たない程度に何でもこなす。
持久走だけはケンゴよりも速い。
性格は飄々としており、常に冷静。
ツッコミ役。
前世の記憶があり、ダンジョンに潜ると前世の人格が表面化する。
前世の人格が出ている時の呼び名は「ダイチさん」。
前世と現世の性格がかなり違うため、本人も戸惑っている。
幼稚園の頃からカナのことが好き(告白するつもりはない)。
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【ケンゴ】
本名、
秘密基地グループのリーダーで、役職は剣士。
メンバー No.01。
短めに刈った黒髪、やや吊り目気味の黒目、背の高さは普通。
勉強はダメだがスポーツ万能、一年生の頃から剣道に目覚め、県大会でもいくつか賞をもらっているほどの少年剣士。
やんちゃ系で、顔は整っているが、悪戯っぽくやや乱暴な印象のため、女子たちからは遠巻きにされる傾向にある(思春期前だからか本人は気にしていない)。
実は家が裕福で、見た目には気を遣っている。
あまりものを知らないが、わからないことがあれば恥ずかしがらずに「○○ってどういう意味?」と質問するあたり、将来が楽しみなタイプ。
リーダーであることにこだわりがある。
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【コータ】
本名、
秘密基地グループの役職は後衛、斥候。
メンバー No.03。
やや茶髪(地毛)のマッシュ、小さめの目、背は低め。
目が悪くメガネをかけている(遠視)。
男らしい見た目に憧れている。
貧弱でちょっとだけ女子っぽい見た目を気にしている。
スポーツ全般が苦手だが勉強は得意で、パズルなども得意。
小さい頃に祖父母の家の風呂場で停電になり、小一時間閉じ込められたことで、閉所恐怖症と暗所恐怖症という、ダンジョン探索には最悪に不向きなトラウマを持つ。
反面、こうと決めたら他のことが目に入らない。
「静かなるチャレンジャー」の異名を持つ。
怒ると誰よりも怖い。
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【アリサ】
本名、
秘密基地グループの役職は前衛、剣士。
メンバー No.04。
赤い髪(地毛)のポニーテールがトレードマーク。瞳の色も明るめ。背が高い。
スポーツ全般が得意で、勉強も不得意ではない。
大阪出身で、メンバーの中で一人だけ小学校に入ってからの友達。
学校では地元訛りの標準語で話すが、家や気を許した相手の前では関西弁になる。
兄が一人いるが、今は大学に通っているため、他県にいる。
家は洋食屋で、父親が注文しすぎた食材をグループに提供してくれている(父親公認)。
実はかなり乙女な性格だが、ハキハキ喋るせいで周りには「キツめの性格の子」と思われている。
男子三人の関係を見て「いいなぁ」と思っており、仲間になりたくて強引な手段で秘密基地グループのメンバーとなった。
ケンゴのことが好き。
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【カナ】
本名、
秘密基地グループの役職は後衛、魔石戦士見習い、
メンバー No.05。
黒髪おさげで、大きな瞳が特徴。背が小さく、一年生と間違われる。
人形のような正統派美少女。
めちゃくちゃモテるが、見た目で好かれること自体が嫌い。
見た目よりも、努力が認められてほしいタイプ。
スポーツ全般があまり得意ではないが、努力家なのでだいたい何でも及第点は取る。
コータについで頭が良く、特に観察力はナンバーワン。
意外と強かな性格で、いつも冷静に周りを観察している。
見た目に反してメンバーの中で一番大人。
ダイチが自分のことを好きなのは知っているが、今のところは友達でいいやと思っている。
ただし、ダイチが前世の記憶を取り戻して「ダイチさん」になっている状態の時、ちょっとだけときめいていたりする。
# 家族
【ばあちゃん】
本名、坂本
ダイチの母方の祖母。
秘密基地のある山の所有者で、町の顔役。
アリサを除くメンバーの親を子供の頃から知っている。
山に遊びに来る生徒全員の顔と名前を記憶している。
遊びに行くといつもサイダーやお菓子を出してくれる。
信心深く、秘密基地近くの祠に手作りの饅頭を持って日参している。
=====
【
本名、
5歳。ダイチの妹。
ダイチにとっては「可愛くて邪魔な妹」。
ケンゴとアリサのことが好きで、遊びに来るとめちゃくちゃ邪魔してくる。
# 異世界
【カイン】
王国騎士第三席。
グレアム(ダイチの前世)の友人で、清廉潔白な紳士。
金髪碧眼で、爽やかすぎて逆に近寄り難い。
めちゃくちゃ強く、剣の腕ではグレアムでは手も足も出ないほど。
曲がったことは大嫌い。
子供や老人など、弱き者たちを守れなくなるような命令に従うのは嫌だというだけの理由で、騎士院ナンバー3の地位にまで上り詰めた天才。
押しに弱く、頼まれると嫌と言えないような性格である反面、悪しき物に対しては苛烈に対応する。
妻のソフィーリアを溺愛している。
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【ソフィー】
本名、ソフィーリア。
カインの妻。
カインを溺愛している。
緩いウェーブのかかった、濃いめの金髪の女性。
グレアムの記憶を取り戻したダイチを一目で見抜いた。
目を開けると瞳の中に魔法陣が蠢いており、青白く光る。
そのため、普段はずっと目を瞑ったまま生活をしている。
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【オリヴィア】
王国下級騎士。
グレアムたちとは旧知の仲。
元ソロ冒険者。
短めに切り揃えられた金髪、赤みの強い瞳。大きな吊り目はそのつもりはなくとも人を威嚇しているように見える。
ものすごくプライドが高く、酒に酔った勢いでグレアムに話した「理想の男性像」について語ろうとすると殺しかねない勢いで激昂する。
やや付き合いづらいが、正直で悪意がなく、裏表のない真っ直ぐな性格。
自分がいない時にグレアムのパーティが全滅したことを今でも気に病んでいる。
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【ガラハド】
冒険者ギルドの教官。
グレアムたちとは旧知の仲、兼ライバル。
貴族の出だが、籍は完全に抜いており、イチ冒険者のつもり。
色白で、ボディビルダーのような巨大な体格、傷だらけで凶悪な顔、ぴっちり撫でつけた金髪が暑苦しい。
見た目に反して大変な人格者。
自他ともに認める凄腕冒険者。
すでに現役は退いたが、現役時代は名のあるパーティで壁役をしていた。
新人冒険者の育成に残りの人生を賭けるつもりでいる。
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