応援コメント

第32話近藤、図書館にて」への応援コメント

  • 確かに恵まれすぎていることが、果たして良いことかどうか。

    この図書館の膨大な蔵書にしてもそうですね。昔、勝海舟がまだ蘭学者の駆け出しのころ、蘭学書を一生懸命に2部筆記して、それを一部を売って借り賃を稼ぎ、そして、もう一部で勉強したという話は有名ですよね。

    そこまでするからこそ、学問が知識として役に立つ。一方で、ありあまる蔵書はいつでも読める、いつでもタダで借りれる。そうなると一生懸命それを読み込み覚えよう、まして、役に立てようという気にはなりにくいのかもしれません。

    豊かさが幸せかどうか、難しいところですね。

    裕福なぼんぼんの役立たず、偉人は貧困の中から生まれる。

    作者からの返信

    近藤自身、草莽の出身から天然理心流の師範、新選組の局長となりました。
    この作品では比較的柔軟な思考をすると言う設定にしてあります。

    果たして現代を見つめる近藤はどう思われるでしょう。考えるだけで
    面白いですね。

  • 近藤さんの言葉が重いですね。本当にその通りだと思いました。

    作者からの返信

    新選組の存在こそがこの日本の矛盾なのかもしれません。