第28話 あれから

 あれからしばらくして。


「ユウマ君、こっちは終わったよ。」


「あぁ、ありがとうユイナさん。」


 今行っているのは、地上の魔物退治。プレデターゴブリンという『魔王』を倒したことによって、不自然に魔物が産まれることがなくなった。


 これは人間や他の生き物と同様、生殖以外の増加が無いという意味だ。この事実は、魔物に屈しかけていた人類に大きな力を与えた。


「ユウマ君、これからどうするの?」


 魔物の死体を粗方片付け終わった頃、ユイナさんがそう切り出す。


「うーん、とりあえず、家族を探そうかな。」


 未だ見つかっていない家族。何だかんだ俺と同じようにしぶといので、全員生きているはずだ。


 彼らの無事を確認し終わった時、ようやく俺は落ち着ける。


「……そっか。」


「……まあ、何となく場所は分かってるから、そこまで時間はかからないと思う。」


 空を見上げながら、そう呟いた。そこで、俯き静かに頷く彼女に、もしよかったら、と声をかける。


「一緒に、行くか?」


「……っ!」


「だから……一緒に、行くか?」


 予想外の提案だったのか軽く目を見開く彼女に、もう1度尋ねる。すると、答えは決まっていたかのようにスムーズに返ってきた。


「……うん!」













 ~~~~~~~

 いきあたりばったり、最後は無理やり終わらせた感が出てしまったかもしれませんが、取り敢えずはこれで物語は完結です。


 初めて執筆をし、手探り状態で開始したこの作品。分からないことも多く至らぬ点も多々あったとは思います。


 精神的に疲れた時もありましたが、それでも続けられたのは他ならぬ応援して下さった皆様のお陰です。最後まで拙作を読んでくださり、ありがとうございました。


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『俺だけできるジョブチェンジ』~迷宮内での爆速スタート~ asu @asu_1112

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