第25話 再戦

「お、前は……っ。」


「マタ会エルトハ、嬉シイゾ。サァ……」


◆◆◆

名無し

職業:魔王(449/666)

種族:プレデターゴブリン(361/400)

筋力:607034

魔力:607034

体力:607034

耐久:607034


スキル SP:0

『大斧術Lv8』『物理攻撃耐性Lv8』

『魔法攻撃耐性Lv9』『自動回復Lv8』

『筋力超上昇Lv9』『魔力超上昇Lv7』

『体力超上昇Lv8』『耐久超上昇Lv8』

『格闘術Lv9』『身体能力超強化Lv10』

『威圧』『覚醒』『魔王』

『嫉妬』『強欲』『色欲』

◆◆◆


「再戦ト、イコウカ。」


「……ユイナさんッ!!」


「うんっ!……『限界突破』ッ!!」


ドラゴンが赤子に見えるその迫力。


咄嗟に解きかけた身体能力の強化をかけ直す。


「随分と、差がついたけどな……ゴブリン。」


あの時は、まだ手が届く範囲にはいたというのに。


「今度こそ、勝つ。」


「ソレハコチラノ台詞ダ。」


最終決戦が、幕を開けた。


「スラッシュッ!!」


暗黒魔法、火炎魔法を付与したスラッシュを、かつてない威力で10連放つ。


が、


「フンッ!!」


「……マジか。」


圧倒的、覇気。その重圧だけで、弾き返される。ステータスに差があるからこそできる技。


俺も、そこら辺の魔物相手ならできるだろうが……。


「ドウシタ人間。コンナモノガ、オ前ノ全力ゼンリョクカ?モット……モットチカラヲ見セテミロ。」


敵として見られていないわけじゃない。だからこそやりにくい。油断しない格上が、ここまで手強いものだとはな……。


「ユイナさん。無理しない程度に、聖剣を使って奴の注意を引いて欲しい。……魔物なら、あの剣は天敵になる筈だ。」


光の力が凝縮されている長剣。この大迷宮を攻略している最中で、あれが魔物に対して化け物級の特効性があるのは分かっている。


如何に強くなったといえど魔物。あれが当たれば大ダメージは避けられない。


「……分かった。」


「ミスっても責めない。落ち着いて、チャンスを狙って欲しい。」


そう言うと、改めてゴブリンと向かい合う。


「……話八終ワッタカ?」


「……油断っていうより余裕か。悪いな、待っててもらって。」


「気ニスルナ。ソレモ強者ノ務メ。不意打チ八好ミジャナイ。」


手に持っている大斧は、俺の魔剣と似た禍々しさを放つ。


呪いの装備かなにかだろうか。


「……いくぜ。」


「来イ。」





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