第11話 英雄の卵

「はあ、はあ、はあ……。」


あれから1ヶ月。まさかの『卵』系職業2連続に衝撃を隠せなかった俺は、その苦しみから逃げるように、充血した目で敵を睨んでいた。


「ブボォォォッ!」


「ブベッ!?」


「プギャアアッ!!」


「あと、あと何レベルだ……?」


不意に、恐ろしくて長く見ていなかった自分のレベルが気になり、ステータスを開く。


◆◆◆


ユウマ・オオガサキ

職業:英雄の卵(199/200)


筋力:82300

魔力:82300

体力:82300

耐久:82300


スキル SP:65300

『職業変更』『成長率超増加』

『格闘術Lv7』『身体能力強化Lv7』

『隠密Lv6』『精神安定Lv7』

『気配察知Lv7』『欲求制御Lv5』

『自動回復Lv8』『睡眠質上昇Lv7』

『体内時計』『剣術Lv6』『幸運Lv4』

『投擲Lv7』『暗記Lv5』『消音Lv6』

『物理攻撃耐性Lv7』『魔法攻撃耐性Lv7』

『暴風魔法Lv7』『火炎魔法Lv6』

『水魔法Lv6』『空間魔法Lv3』

『痛覚軽減Lv7』『害意感知Lv6』

『危機察知Lv6』『気配遮断Lv6』

『筋力上昇Lv5』『魔力上昇Lv5』

『体力上昇Lv5』『耐久上昇Lv6』

『状態異常耐性Lv6』『生成Lv7』

◆◆◆


「う、うおおおッ!あとちょっと!あとちょっとだ!」


終わりの見えてきた戦いに、止まりかけていた息を吹き返す。


………ようやく、ようやく!


充分過ぎるほどやる気の入った俺は戦闘の手を加速させ、やがて。


◆◆◆


ユウマ・オオガサキ

職業:英雄の卵(MAX)


筋力:82300

魔力:82300

体力:82300

耐久:82300


スキル SP:65350

『職業変更』『成長率超増加』

『格闘術Lv7』『身体能力強化Lv7』

『隠密Lv6』『精神安定Lv7』

『気配察知Lv7』『欲求制御Lv5』

『自動回復Lv8』『睡眠質上昇Lv7』

『体内時計』『剣術Lv6』『幸運Lv4』

『投擲Lv6』『暗記Lv4』『消音Lv6』

『物理攻撃耐性Lv6』『魔法攻撃耐性Lv6』

『暴風魔法Lv7』『火炎魔法Lv6』

『水魔法Lv6』『空間魔法Lv3』

『痛覚軽減Lv7』『害意感知Lv5』

『危機察知Lv6』『気配遮断Lv6』

『筋力上昇Lv5』『魔力上昇Lv5』

『体力上昇Lv5』『耐久上昇Lv6』

『状態異常耐性Lv6』『生成Lv7』

◆◆◆


「来たアァアァァアァァアァッ!!」


『職業変更』は……輝いていた。


もう悪夢が蘇らないよう、祈りを込めてタップする。



◆◆◆

【変更可能職業】


『剣聖(1/200)』

筋力:200↑魔力:50↑

体力:200↑耐久:50↑

スキル獲得:『剣聖』


『魔聖(1/200)』

筋力:50↑魔力:200↑

体力:50↑耐久:200↑

スキル獲得:『魔聖』


『魔剣聖(1/200)』

筋力:200↑魔力:200↑

体力:200↑耐久:200↑

スキル獲得:『魔剣Lv1』


『英雄(1/200)』

筋力:150↑魔力:150↑

体力:150↑耐久:150↑

スキル獲得:『英雄』


◆◆◆


「お、おお……。」


成長できる。その事実に、言葉が出ない。

喜びに打ち震える。


立ち止まってから長かった。だが、これで再発進することができる。


『剣聖』を選択すると、地面に転がしていた剣を手に取り握り心地を確かめる。


先程より遥かに手に馴染む。これがスキル『剣聖』の効果か。初めて職業変更でスキルを獲得したが、予想以上に変化が起きたな。


まあ、良くなるぶんには問題ない。


改めて。心機一転、強くなっていこう。

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