#77
「ビャッハハ! フギャアアアハッハアアッ!
振り返ったブレイクは、立ち上がったミックスへと
ジャズはすぐにでもインストガンを
あんなフラフラの
立ってくれたのは
だが、それよりも早く黒い
「やめてぇぇぇッ!」
ジャズが
ミックスの機械化した
すると、どういうことだろう。
消えていく光の中――。
刀を
こんな拳、たとえ目をつぶっていても
ブレイクはそう思ったが、彼の身体はまるで
手足、全身が
自分にだけ
「
その
ブレイクはまったく身体が動かせず、その拳が
(なんでだッ!? なんでこいつは
向かってくる
ブレイクのその、
さっきミックスとぶつかり合ったときに見えたものはなんだ?
これが
いや、それよりもこいつにも自分の
そいつは
(オレには……
顔に受けたはずのダメージが全身を押し
誰かを守るということは、今こいつらがしていることだと。
それと同時に、拳を放ったミックスもその場に倒れてしまう。
「あんた……? ちょっとしっかりなさいよッ!」
ジャズは大
ニコも抱いていた白い
ジャズは動かないミックスへ声をかけ続けた。
もちろんニコは鳴き続けて彼を起こそうとしていた。
そんな彼女たちの想いが
どうやら息はまだありそうだ。
「よかった……。ったく、
ジャズはミックスの
そのチグハグな
口では悪く言っているのに、頭を自分の膝に乗せて
「これでもう……
もう戦いは終わった。
そうジャズが
「おい、女。テメェ……たしかジャズとかいったな?」
後ろから男の声が聞こえた。
ジャズが振り返ると――。
そこには気を
あれだけやられてもまだ立つのか?
やはりハザードクラス――
この男は
「そいつが起きたらいっとけ。……テメェのツラァは、二度と見たくねぇってなぁ」
もう立っていること、いや
「ちょっと待ちなさいよッ!? あんたもクリーンも一緒に
「いいから……
ブレイクはそう捨て
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