大志を抱く事が出来なかった少年は2
これは、昔の話。
ある一人の優柔不断な少年の物語。
とある日、同級生の一人が学校を去りました。
何故、去ってしまったのでしょう。
それは、少年だけが知っていました。
そう、とある同級生はある日少年に問いかけたのです。
「同じクラスのグループに嫌われてるかもしれない。何か知らないか」
少年は同級生にそんな相談を受けていました。
本当のことを言ってしまえば、少年にとってどれほど楽だったでしょう。
でも、少年はどちらも大切な友人だと思っていました。
そして、答えをはぐらかします。
それに傷ついた同級生は学校を去りました。
少年は心に深い傷を負います。
あの時、
どう答えるのが正しかったのか、
どう助けてあげるのが正義だったのか、
少年には分からないままでした。
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