カランコエはまるでアナタの様で8

穏やかな風が吹く温室。しかし、いつも魔法少女が集まる場所ではなく、もっとずっと奥の方。そこにメリルとリメがいた。

どうやら、お茶をしていたのか設置された椅子に座って居る。ティーカップを両手で持つリメ。

「あの……」

おず、とリメがメリルの方を見る。

「ん?どうしたのかなリメちゃん☆」

「リメ、ずっとここに居て良いんですか……」

啓示者様のお部屋なんでしょう?

その言葉にメリルはにこり、と笑う。

「大丈夫、だいじょーぶ!だって、アナタには大役が待っているからね☆」

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