その花は枯れを知らず8
大切な兄から貰った指輪
それを心臓部へと当てると
付属の宝石がキラリ、と光る
宝石から放たれた白い光がゆうきを呑み込むとピンクのレースが現れた
腰にレースが巻かれると
ウェディングドレスのようなふわりとしたスカートがそれを包み込む
袖が半透明になり、胸元へと紅いリボンがまるで生きているかのようにゆうきに巻き付く
春風のような爽やかな風が吹くと
髪が靡き
腰までの長さへと伸びた髪が
揺れながら編み込まれていく
白いリボンがまるで光を注ぎ込むかのように巻かれ
れば
今、ここに新たな魔法少女ユキが生まれるのだった
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます