袖から何か落ちましたよ?
ある夏の昼下がり
悪夢に目覚めて
知らず頭に
申し送りを
うぶ毛で感じる、くちびるの熱
アハ、
その感覚にとびおきる
アハ、ありもしない、
こどくな心
その
やわらかい
「
ふと気が付けば、
あらん限りの力をこめて、
あなたの心をこのまま
あなたさ、いつだって
首を横に振り続けたな。あなたさ、
あみだくじで、
あなたさ、ねえ、あなたさ、どこを聞いてる?
耳の穴を
あなたさ、これからずっと、
私だけにひそひそするのが、
いいと思うよ、
花の
戻したいから、必死にもじもじして、
ほくそ
二度も三度も
イヤよイヤよもスキの内側に、
入りこみ、
この
ありがとうはお
落っこちた心がうなじに
スキなココロ
こだまする
すきま
誰かの気を引きたいあまり、
し、始める
ときおり、
音を立てて、
息を
今しがた、
死んだ顔の
イイ
流しのほうから
ただ、
ナマナマしく、グチャリと音をたてながら、
キッカリと
ひとつ
――アハ。タネだ、ずっと
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