第93話「殉剣の焔」登場人物紹介です!

(摩耶優)まやゆう


本作品の男主人公。


令和の東京で普通の高校生だったが、突然、異世界の江戸時代に転移してしまう。


優自身覚えは全く無いが、異世界の戦国時代に生きた前世の自分が造ったとされる妖刀「紅慶」(べによし)の持ち主。


良くも悪くものんびりした令和の現代っ子で、小柄で中性的美貌と長い美しい黒髪、青い瞳を持つ。



(観月春陽)かんげつはるひ


摩耶優の前世。


異世界の戦国時代の武士で、実は

婬魔。



(朝霧貴継)あさぎりたかつぐ


戦国時代の前世も江戸時代の生まれ代わりも、春陽と優の幼なじみの剣豪な若武者で、春陽が与えた妖刀の保持者。


前世では春陽に、生まれ代わっても優に激しく恋をしている。


逞しい体躯に、クールな美貌の持ち主。



(西宮雅臣)にしみやまさおみ


戦国時代は、春陽の弟の春頼だったが、何かのせいで江戸時代は、優と血の繋がりの全く無い臣下に生まれ代わり、優への気持ちに内心苦しむ。


朝霧と同じく、春陽の与えた妖刀の保持者で優秀な武士で甘い美貌の持ち主。


そして、前世と同じく優に常にゲロ甘で甘やかす。



(定吉勝吾)さだよししょうご


戦国時代は、春陽と共に行動した正体不明の謎の漢。


江戸時代は、春陽の与えた妖刀を持ち、優の傍に常に影のように付き従いかなり頼れる優しい荒武者。


暑苦しくは無いが、筋肉ゴリゴリのマッチョでかなりの男前。


料理が大得意。



(観月頼光)かんげつよりみつ


戦国時代は、何をしていたのかは今の所は一切不明。


だが、その時の姓は西宮。


そして、春陽の妖刀を与えられた一人だとと言い伝えられている。


江戸時代は、何故か優の兄として観月姓に生まれ代わり、春陽に与えられた妖刀を持ちながら、荒清神社の優秀な宮司を務める。


冷ややかな美貌を持ち、常に無表情な鉄面皮で、冷淡な決断も全く厭わない性格だが、それが優の事のみに人が変わる。



(藍)あい


前世では春陽を、生まれ代わった後は、今度は優を付け狙う敵の婬魔。


地獄から来た麗しき女神の如き氷の美貌と、美しく長い銀髪が特徴。


強力な妖力を使い、沢山の婬魔と魔物や妖怪の類を束ねる冷酷非情な若い長。


戦国時代ではただ母の椿の為、魔物を使い天下統一を目指す。


毒親である母しか信じられない極度のマザコン。


しかし、唯一、春陽や優だけには、複雑な感情を抱く。



(小寿郎)こじゅろう


長い金髪の美しい桜の精。


沢山の美しい桜の精の中でも突出した美貌を持つ。


しかし、普段は白い面を被り、一族の長、家族、そして、心から愛した者にしか素顔を見せられないので、優もその素顔を知らない。


そして、普段は猫に憑依していて、人型になると猫耳と尻尾も付いてくる。


優に借りが出来て優の式神になりたいのに、今の所優は拒絶している。



(観月真矢)かんげつしんや


優と朝霧が迷い込んだ、異世界の荒清神社の責任者。


普段は、たぬきの獣型と色気ムンムンのイケメンチャラ兄の人型を使い分ける。


何故か優の事を気にかけて、色々と手助けしてくれる。


矢の達人。



(紅慶)


戦国時代、藍を倒す為に春陽が造った妖刀。


その他に、四口の紅慶の分身の妖刀があり、その一口が氷野江(ひょうのえ)で、観月の前世西宮に与えられた。


後の三口は、朝霧、春頼、定吉が

刀の持ち主となった。



(椿)つばき


藍の母で毒親。


戦国時代、不遇な目に合い婬魔に堕とされる。


自身の不老の美貌を使い男達を誘惑し利用し、更に藍を使い、自分の愛人の戦国武将の天下統一を目指す。



(春姫)はるひめ


春陽の母。


不幸に巻き込まれ、婬魔に堕とされた上に春陽を産む。









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