第38話28.オットー兵団15

(´・ω・`)ふう…。


城壁の村で戦利品の輸送状況とはだかの位置を確認した。

輸送は順調と言い難い、慢性的に馬車の数が少ない…。

未だドワーフ達エルフ荷馬車隊は、この村に到達していない様子だ。

エルフの荷馬車トラック群が加われば状況は改善されるハズだ。

あと数日ではだかの先っちょが城塞都市アルカンターラに届く…。

恐らくその前に迎撃に合うはずだ。

報告では遭遇戦の頻度が高く成っている。

敵は小出しに兵を出して情報を集めているのだ…。

迎撃は必ずある。


馬車の番号で屋敷に戻る…。

特に何も変化は無い。

馬車を管理する兵の”ご領主様ご帰還。”の声が遠くに聞こえる

そのまま門扉を潜り、俺の執務室に向かう…。

「「おかえりなさいませご主人」様…。」

扉の前に並ぶスパスと…。

「ブラン何故ココに居る。」

犬耳メイドのブランだ…。(狼です。)

スカートの穴から、白い尻尾を盛大に振っている。

「はい、納品です。」

確かにビゴーニュ商会には冒険者用の肩掛けカバンを緊急発注している…。

「毎日納品にお見えです…。」

頭痛が痛そうな顔のダークエルフ。(メイド)

「はい、毎日、奥様方に報告を行っています。」

元気に答えるブラン。

大方、毎日、店からフランの家に行って転移魔方陣を使っているのだ…。

それより、何を報告しているのだ…。(やましい事が沢山ある。)

「ふむ…。それファ…。アレだ…。」

言葉が出ない。

「もう何十日も種付けに来ません。群の女は不安です。」

何十日…。ではないがご無沙汰だ。

今は帰る事が出来ない。

まだ幼い子供達に口止めはできない…。

ソレに気を使ってメイドブランを送り込んでいるのだろう…。

「今は国境が荒れている…。説明したよな?」

ダークエルフを見るがあきらめた顔だ。

説明済みらしい。(説得失敗。)

「あー、クーリョは?」

「今は教会の方に出向いています。」

そうか…。

「ご主人、種付けです…。雄で強い子を孕ませて下さい。」

犬耳メイドが抱き着き、身体を擦り付ける…。(狼です。)

まるでグルーミングだ。

柔らかさに安心する。

ほっする姿だ、思わず一部が熱くなる…。

オットーの〒ィンホ゜が凶悪です。

「変わりはないか…。いや、報告は中で聞こう。」

うむ、しんぼうたまらん!!

「はい。」「では中で…。」


しこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこたこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこアヘッ!しこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこウッしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこぱこしこぱこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこヌフッ!しこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこにこにこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこへしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこしこ。



ふう…。

執務室に入ったら。

メイド二人相手に鎧も脱がずに、襲い掛かってしまった…。

執務机をベットに絨毯を汚して…。

イキり立つオットーの〒ィンホ゜が治まるまで…。(治まれ俺の〒ィンホ゜)

今の執務室は脱ぎ散らかした鎧とメイド下着が床に転がってる。

椅子に腰かけ着崩した開けたメイド姿のブラン…。

意識を失っている。

ありとあらゆる穴から糸を引く汁を垂らして…。

非常に絵になる姿だ…。

支配者を制服した証だ。

俺は執務机の椅子に腰かけ、スパスと抱き合っている…。(連結中。)

「そういえば報告を聞こう。」ズンズンズン。

「はいっ!まだ、国王からのフミは届いていませン。」グチャグチャ。

揺すると揺れる物を楽しむ…。(定在波。)

潤んだ目と涙…。

口から零れる透明な粘る糸…。

そうか…。

国王への通報は届いているハズだ。

王都からの早馬が届く頃なので、第二報を待っているのかもしれない。

「今日と明日は休養だ…。どうだ?温泉に行かないか?疲れを流したい。」

帝国の温泉は止めよう、血の池地獄だ。

我が邦には負けない立派な温泉がある。

「はいッ!」

垂れ流しダーク工口フの意思を確認する…。

答えたがメイドの身体はもう限界だ。

久しぶりなのでやりすぎたか…。(荒ぶる俺の〒ィンホ゜)

さあ、風呂に入ろう、洗うのはクーリョとキーファにお願いしよう。

無論、トンパックの受領の為だ。


軽い腰つきで、仮の教会の町に成っている温泉の町へ赴く。

俺の屋敷から馬車を降りれば一瞬だ。

夕暮れ間際の温泉街…。

いざ銭湯へ!

一人、仮の教会本部になっている建物へ向かう。

スパスとブランは後から参戦だ…。

汗を掻いたのでクーリョとキーファを誘って銭湯を…。

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