2月13日 07:00

「おはよ!」

「おはよう」

「今日は『苗字制定記念日』だよ!」

「苗字制定……あれか。昔の庶民は苗字なかったんだっけ。武士とかの特権だったって習ったな」

「そうそう、苗字を義務化した日が1875年の今日なんだって」

「義務だったのか」

「みたい。でも、最初はあんまり広まらなかったみたいだけど」

「まあ、今まで無かったのに名前が増えるって言われてもな」

「私の名前が刈田・石本・日々姫になるみたいなことだもんね」

「そうなるか? あ、でも、海外だと3つとか4つとかに名前が分かれるよな」

「あー、間に点とイコールとかはいるやつね」

「なんか土地とか、家の名前とかで何個もになるんだっけ。よく仕組み分からないけど」

「ラとか一文字入ったりするからよくわかんないよね」

「きっと由来というか、由緒はあるんだろうな」

「そういえば、苗字ってちゃんと由来はあるんだよね?」

「あるのもあるし、ないのはないんじゃないか? つけられたのもあれば、前にテレビでやってたけど、書き間違いで新しく生まれた苗字もあるみたいだし」

「えっとねー、かりたっと、あれこれであってるのかな? 漢字一緒だし。えっと、『かりた』、『かった』は地名だって。いしもとは、地形、山、地名から発祥だって」

「そういうの、小学生の時調べた記憶あるな」

「楽しいよね、こういうの」

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