緊急! コピーサイトの危険
本日、カクヨム運営さんから重要なお知らせがありました。
カクヨムをかたるコピーサイトがあるらしいんです。その記事、もう読まれましたか?
https://kakuyomu.jp/info/entry/2104_caution
カクヨムの画像などを使った、なりすましサイトですね。うかつにログインすると、メアドやパスワードなどを盗まれてしまうので、ご注意を、という内容です。
ふーん。メアドは迷惑メール来るからイヤかなぁ? でも、カクヨムに入るパスワードだけなら、なんの害もないんじゃ?
なんて思った人はいませんか?
ダメですよ! 超重要です。
アマゾンやニトリなど、商品をあつかうサイトなら、ダイレクトに商品購入詐欺などで金品をまきあげられますが、カクヨムは文章を置いてるサイトですよね。一見すると、とくに害はなさそうです。
いったい、どんなつもりで、誰が、そんなコピーサイトを作ったのか?
でもね。よくよく考えてみてください。メアドとパスワードを知られちゃうと、それ使って、その人たちもあなたのマイページに入れてしまうんです。本物のほうのカクヨムにね。
当然、文章はダウンロードし放題。カクヨムはダウンロードできるサイトですから。ダウンロードをもとに勝手に電子書籍を作って販売すれば、労せずして、多くの作品を盗むことができる。これが考えられる被害その一。
その二もあるんですよぉ。
こっちはもっと深刻。
なりすまし主があなたのパスワードを使って、あなたのマイページに入ったとします。すかさず、設定からパスワードを変更すると、あなた自身はあなたのIDに二度と入れなくなってしまうんです!
そんなことして、何が楽しいんだ?
もちろん書き手にとって作品は我が子。我が子を誘拐されるも同然ですから、腹も立つ。でも、それで、なりすまし主になんの得が……?
あるんですよぉ。
もしも、あなたが月に数万のリワードを貰うほどの人気作品をかかえていたら、どうです? あっ、今、ゾッとしましたね?
そうです。あなたのIDを乗っとったなりすまし主は、振り込み銀行を自分の口座に変更して、リワードを換金することができるんです。なかには年に百万以上、換金してる人もいますからね。
まあ、そんな大金稼いでる人ばかりじゃないですが、たとえ、ギリギリ三千リワードを年に一回交換できるという人でも、500人は存在してるわけです。以前のカクヨムからのお知らせで、換金経験者は500人と言ってましたからね。
それらのうち10%がパスワードを盗まれたとしても、三千円×50人で、15万円ですか。まあ、お小遣いにはなる。その上で電子書籍化されたら、ふんだりけったりですよね。
危ない。危ない。
大切な作品を盗まれたら、運営に問い合わせて取り戻せるかどうかもわからないし、取り戻せたとしても、けっこう長い日数が必要になってくるんじゃないですかねぇ。
以前、カクヨムでもじっさいに自作が見ず知らずの人に盗まれて電子書籍化されてたって事件がありましたし。
充分、気をつけたほうがいいですね。
ちなみに、僕はログインしっぱなしです。たまに強制ログアウトしても、すぐにサイトに戻れるように、スマホのホーム画面に貼ってあるし、お気に入りサイト登録もしてある。
でも、一回ずつログアウトしてる人とかは要注意です。
ログインしたとき、kakuyomu.jpになってるかどうか、ちゃんと確認してくださいと運営さんも言っておられますので。
もしも、たまたま入ったサイトを「怪しい!」と感じたかたは、いったんそのサイトを出たあと、あらためてカクヨムにログインし、急いでパスワード変更するくらいはしてもいいかも。
以上です。
今回は文字数少ないですが、ちょっとヤバイんじゃないかと思ったので、注意喚起のために急いで書きました。
ちなみにこのエピソードは数日後には、前のほうの章『カクヨム豆知識』に移動させます。
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