第24話 願えど魔女に人は救えない。



「最強なんてくだらないものさ。

 千年前にはいくらでもいた。ボクより強い竜も、ボクより強い人間も。

 ボクが一番の魔法使いである由縁は、ボクだけしかあの世界に残らなかったからだ。

 キミたちが最強であったのも他にいなかったからだ

 キミは最初からひとりしかおらず、彼は最後にひとり残った。ただそれだけだよ。


 はてさて実際のところ──キミたちはどれほど強かったのだろうね?」





 ◆◇





 魔女は一人、聖女を前にする。


(見つけた……いいえ、待っていたと言うべきか)


 飛鳥の居場所を探し求める聖女は、聖剣の力を使って魔女の居場所を探すしかない。

 聖女は魔女の残した痕跡を辿って、この道に入り込んだ。

 そこは咲耶にとって馴染み深い三叉路であり、いつか飛鳥を待ち構えた場所だった。

 この先には帰るべき家がある。

 その先へ、行かせるわけにはいかない。




 ──咲耶が真実を問い詰めてから、半日が過ぎた。

 飛鳥はまだ目を覚まさない。

 ことがすべて終わるまで、眠らせるつもりだった。

 誤算は、魔法をもってしても悪夢を止められなかったことだ。


『当たり前だね。ただの悪夢ではない、その夢は呪いそのものなのだから』


 師は弟子の思い違いを指摘した。


 飛鳥がこの数日、頑なに眠らなかったのは夢を見たくないからだ。

 眠れば過去の記憶のろいに飲み込まれることを、直感的に理解していたのだろう。


 散々ツケにした感情は利息付きで取り立てにやってくる。

 認識を後回しにし続けた罪悪からはもう逃げられない。


(……ばかげてる。今更とっくに終わった昔のことに足を取られるなんて)


 過去を知っても咲耶は冷静だった。

 最悪の想像はとっくについていた。

 諦めに似た納得。


 何よりも──彼女は、人形の論理を理解してしまったのだ。


 恐ろしいことなど何も知らなくていい。

 目と耳を塞いで閉じ込めて、どろどろに溶かしてしまえばいい。

 何も思い出すことなく幸福に堕ちて、世界には甘さだけがあればいい。

 そんな〝完璧〟な世界を維持するためならば如何なる犠牲も惜しくはない。

 退廃と堕落の何がいけないというのだろう? 

 それこそが・・・・・幸福だ・・・


 ──彼女が滅ぼそうとしたあの世界の思考は、まるでかつての魔女そのものだった。


 ならばそれは、紛れもなく悪だ。


(そうね、滅びるべきだわ。人間あなたも、世界も──竜達わたしたちも)



 踵の低い靴で地面に立ち、正面の聖女てきを見据える。

 宣戦布告は済んだ。

 誰にも見られないよう、夜の路地を結界で塞ぐ。

 今宵はいつかと同じ、丁度の満月。

 決着をつけるにはいい夜だ。


 間合いを探るような、無言。


 対峙した少女もまた、剣を抜く。

 肩は小さかった。細い聖剣を握る腕すら頼りなく思える。

 だが袖の先から覗く銀色の指先が、その身をただの少女ではないと示している。

 こちらを見上げた、透き通った青い目は、彼によく似て非なるものだった。

 腐ってはいない。輝いてもいない。ただの、ガラス玉のような瞳は何の感情も写さない。


 呟きのような問いかけが静寂を打つ。


「私を殺すのですか。魔女」




 ──飛鳥を無理矢理に眠りに落とす直前のことを思い出す。


 既に不意打ちに対応できる体力など彼には残っておらず、けれど咲耶の意図を察する気力はまだ残っていたのだろう。

 ソファに沈められるその前、僅かに術に抗って、彼は言った。


『駄目だ』


 ──ころすな。


『大丈夫よ。戻れなくなる心配はいらないわ』


 確かに魔王に妙な呪いを仕込まれてはいた。だがそれはもう解除した。

 なーにが「師匠越えはまだ早い」だ。舐め腐ってくれやがりましてよ。


 たとえ初体験はじめては痛いのが鉄則だとしても、とっくに魔女は不道徳よごれてる

 世界を滅ぼすと決めた時点で覚悟も業も背負っているのだ。今更その程度の罪悪で狂うほど、やわじゃない。


 なのに。



『……頼む。綺麗でいてくれ。汚れるな』



 悪夢に落ちるその直前。

 縋り付くように、そう言った。


 ──それが、本音か。


 戻れなくなるから、なんて欺瞞だった。

 彼女への心配さえ抜け落ちてしまえばそこにあるのは文月咲耶への執着であり、エゴだった。


(……本当に、ばか)


 剣を、強く握りしめる。


(ごめんなさい。あなたの願いを、今は聞けない)



 聖女に突きつける。


「ええ。憎んで恨んで呪って頂戴。

 ──あなたを、殺すわ」







 戦闘が始まる。

 動き出したのは魔女が先。

 地を蹴る、というには余りに軽い一歩だった。

 脚力ではなく魔術で身体を浮かせ、剣を振るう。


 剣である理由は魔術の消費を抑えるためだ。

 角なしでは魔術を満足に打てない。

 正気でいるには最低限の魔術で勝つ必要がある。


 回復術を持つ聖女が相手では長期戦になりやすい。遠距離で魔法を放つほど相手に回復の余地を与える。

 近接が最善手。


 だが攻撃は、キィン、と冷たい音色に弾かれた。

 聖女の細剣に弾かれ血の魔剣に僅かに罅が入る。



 ──やはり駄目か。


 落胆する。

 魔術の剣が、聖剣を前に脆いことにではない。

 魔術と聖剣が接触しても、角は出なかったことにだ。

 あれは魔女殺しに相対した例外的危機反応。

 使い手が聖女では聖剣は寝起き同然の性能しか発揮せず、魔女の身体も不感のままだ。




 ぶつけられる刃を、聖女は細剣で淡々と受け流す。

 半分が機械である聖女の身体は、小柄ではあっても重さは人間のそれではない。


 ──魔女の剣は軽すぎた。


 押し切るには体格が足りない、筋力が足りない、重さが足りない。

 十六歳のまま一切の成長が止まっている、マネキンのような身体には細さと柔らかさしかなく、剣を振るうための何もかもが足りていない。


 所詮は付け焼き刃の真似事だ。

 だが。

 足りないことを悲観するにはまだ早い。



 攻勢の合間を縫い、聖女の反撃が放たれる。

 刺突は的確に首筋を狙い、避けきれない細剣は喉を僅かに切り裂いた。


 血管から血が吹き出す。

 覚えのある焼ける痛みに顔を歪める。

 致命傷とはいかずとも無視できない深傷だ。


 ──だが、既に再生は始まっている。

 聖剣によって受けた傷にも関わらず。



 再生は瞬時ではない。

 致命傷を受ければ存在維持に関わるだろう。

 だが。やはり。


 ──効かない!

 聖剣は今、魔女殺しというほどの力は発揮できない!


 ふ、と吐息が笑みの形に零れる。


「軽すぎるのはおまえも同じね」


 青い、ガラスの瞳が僅かに揺れる。






 魔女は最早一切の躊躇なく踏み込んだ。

 こんな攻撃、勇者に比べれば恐るに足りない。

 そして自分の剣が所詮の真似事だとしても。


 真似る先は勇者だ。


 ──わたしに絶対に負けない男の剣だ。



『本気なら勝ち方を選ぶな』



 ──そんなこと、分かっている!




 迎え撃つ、聖女は隙を見逃さない。

 無防備の胴体を狙う刺突。

 それを無視し、更に・・踏み込む・・・・


 ──細剣は魔女の腹を貫いた。


 驚愕の表情を浮かべたのは聖女の方だ。


「っ、……!」


 自ら・・刺されに・・・・来た・・

 致命傷を避け、内臓の隙間に刃を通し、さらに距離を詰める。

 手を伸ばせば触れ合うほどに──吐息が肌にかかるほどに。

 唇から血を垂らしながら、魔女は笑みを釣り上げた。


「逃さないわ」


 足元、自身の流した血を呼水に。

 呪術が・・・発動する・・・・

 聖女をこの道に誘い込んだのは狙い通りだ。

 仕込みはとっくに終えていた。


 ──足元に隠されていた魔法陣が、血を吸い浮かび上がる。


「『定義するわ』

 ──聖女の末路はね、火刑と決まっているのよこの世界じゃ!」



 火花が散る。

 血が爆ぜる。

 聖女は目の色を変えた。

 自らを焼く炎を、映して。


「────っ、あ、ぁぁぁ!!!」



 火柱が少女を焼き尽くす。

 自分ごと。





 ◆





 ──わたしは息を吹き返す。


 焼き尽くされた皮膚を再構成。

 わたし自身から生み出された灰を払い、炭を落とす。



「やっぱり自爆は楽でいいわ。コスパ最悪だけど」



 燃え尽きたドレスを再構成するのは面倒だった。

 とはいえ裸体で人を殺す趣味はない。

 変身を解く。

 着慣れたワンピースが身体を覆い、炎に解けた髪も元通りに編まれていく。


 今日までのこの数日、聖女には逃げられ続けていた。

 二人がかりであったのに、だ。

 原因はわかっている。

 聖女はこちらを殺す気でいるのに、こちらは捕らえようとした甘さが悪かったのだ。

 悔しいけど魔王の言うとおり、わたしたちはそんなに強くない。

 自分の死を前提に相手を押し切ることしか知らないわたしたちは、手加減などという繊細を強いられると、絶望的に弱かった。



 だが。


 加減をしなくていいのなら。

 勝ち方に拘らなくていいのなら。

 全力を出して構わないのなら。



 ──負ける理由がない。



 ……まあ、一回死んだけど。

 一回だけだし。実質0.9死くらいだし。

 飛鳥も多めに見てくれるだろう、うん。


 足元に転がるを見る。

 聖女は魔女の呪いを受け、現世に存在を固定化されている。霊であっても常人に見えないこと以外、実体と何も変わらない。ここでのダメージは異世界に置いてきた肉体の生死に直結する。


 0.1死分の火力をケチったので、聖女はまだ生きていた。

 咄嗟の回復術で魔術を打ち消し、焼失を免れたのだろう。

 焼き加減はウェルダンではなくミディアムレア。

 わたしはもしかして手加減が上手いかもしれない。


「まだ死んでないでしょう? まだ死んじゃ駄目よ」


 回復術の仄青い光が、炭を人の形に戻していく。

 剣のストックを取り出して、倒れ伏す聖女の首筋に突きつける。

 焼き焦げた人形を見下ろす。


「おまえに聞きたいことがあるんだから」


 止めを刺す、その前に知らなくては。

 飛鳥を殺そうとした理由を。


 もしそれが異世界の意志ならば、この先第二第三の聖女が来るだろう。



 返答によっては。







 ──世界を滅ぼすハネムーン





 ◇◆




 身体を焼き尽くされてなお、寒さが消えることはなかった。

 

 燃えることのない法衣の下、火傷は呪いに阻害され、半死半生以上に回復が出来ない。

 半分機械化した脳は今際でもきちんと動く。

 焼けようにも焼ける手足がそもそもないのがよかったか。


(……よくないです)


 よくないよね。




 銀の指先を僅かに動かす。

 大丈夫だ。機能は生きている。異世界の・・・・実体と・・・全く・・同じに・・・

 


 魔女は首に剣を突きつけて、「あの人を殺す理由はなんだ」と問う。



「それ、は……」


 掠れた声。

 焼けてなお凍える身を、ふるりと震わす。


 ──ずっと寒かった。


 あの世界から彼がいなくなっても。

 世界が救われて、自分の使命が上書きされても。




 ──その寒さの名は、〝後悔〟と呼ぶ。







 あの頃のことをひとつ残らず覚えている。

 あの頃少女にとって大事なのは使命だけで、為すべきことを為すだけの人形だった。


 聖女の使命は勇者をたすくことであり、それは世界を救うためでしかない。

 自らの所業に一切の疑問を抱かず、罪悪感も、良心の呵責も知らない。

 感情なんてない。

 ないはずだったのに。


『一生覚えてろ』


 彼の語る言葉を、落とすものをひとつひとつ拾い上げて覚えていようとしたがために。

 少女は人間性を得てしまった。

 彼が二年で人間性を擦り減らした代わりに。



 ──心を知ってしまった。



 だから気付いてしまったのだ。

 たとえ・・・世界が・・・救われても・・・・・この人は・・・・救われない・・・・・

 使命を果たすことが、できない。




 問うたのだ。

 一年と半年が過ぎて、が消えてしまうその前に。


 ──どうしたら貴方を救えるのですか。



 彼は答えた。


『じゃあ殺してくれよ』


 軽く、冗談を言うように笑って。



 ──できません。それは、できません……貴方の役割が勇者である限り

 それは許されていません。



『知ってる』



 その笑みが憎悪であることを、聖女はわかっていた。


 それは、たった一度だけの本音だ。

 本当ならば、誰に明かすこともないはずのそれ。

 そして次の日から、彼は二度と、聖女に笑いかけることはなかった。



 ──聖女の心は、そこで時を止めた。



 だからこの現世で『やりたいことはないのか』と問われた時に。

 思い出したのだ。


(私のやりたいこと)


 あの日の祈りを、あの日の言葉を。

 たとえ終わっても消えない使命のことを。

 たった一人の同僚の、願いを聞いたことを。




 ──私は、あの日の貴方を救いたかった。






「……救わなければなりません」



 倒れ伏したまま、焼けた喉から絞り出す。



「あの人はもう勇者ではない。

 ならば殺せる。

 殺さなければ、殺して、救わなければ。


 ────救われ・・・ない・・!!」






 魔女は、両目を見開いた。

 端正な顔立ちは怒りに醜く歪む。




「何よ、それ……」





「それは、その感情は」





「愛じゃないの」






 何を・・言っている・・・・・のか・・わからない・・・・・




 首筋に突きつけられた刃が、揺らいだ。

 その揺らぎは隙だった。



 聖女は指先を動かし──銀の腕を励起する。

 即座、腕が形を変える。

 組み上がるのは切り札、否。切り札になり損なった兵器。

 少女がかつて勇者の代用品として改造された時代の名残。


『聖剣以外の手段を』『あの竜を撃墜する武器を』と願われ作られ、それでも至らなかった武器が。

 仕込まれた光線銃・・・が。




「──貫きなさい、『極光』」



 二発。


 編んだ髪を焼きちぎり、魔女の心臓を貫いた。




 ぐらりと身体が傾いた、魔女が死んでいる僅かなその間。

 少女は全霊を振り絞り、極光の反動すらも振り切って──逃げ出した。




 ──死ねない。

 まだ死ねない。


 世界は救われた。

 私はもういらない。


 でも。




 ──貴方を殺すすくうまで死ねない。






 たった一人を救いたいと願うこと。

 その執着を〝愛〟と呼ぶのだと。

 清廉潔白の人形少女に教える者は、あの世界に誰一人としていなかった。





 ◆





 再び、ようやく息を吹き返した時にはもう、聖女の姿はなかった。

 

 二回死んだ。

 これ以上はもう魔法を使えない。



 撃ち抜かれた心臓は修復した。

 けれど肩口で千切れてしまった髪は戻す気が起きなかった。


 剣を取り落とす。粒子になって弾けて消えた。

 傷は跡形もないのに胸が痛くて敵わない。


 ただ殺すべき相手だったはずの聖女の声が、耳に焼き付いて離れない。



 呻る。


 ──ばかじゃないの? 


 救うために殺す、だなんて。論理が破綻している。矛盾している。壊れている。

 それでもわかってしまった。

 それしか・・・・ない・・と。

 思い詰めるその執着の正体を。

 わたしだって、かつてあいつを倒してまで救おうとしたのだから。



 ──あの子は、わたしと同じ・・なのだ。



「ふざけないでよ…………」


 聖女はもういない。叫んでも意味ない。わかっているのに抑えきれない。


「この後に及んでおまえらが愛を語るな。救うなんてわたしと同じこと言うな。傷つけた分際でそんなこと言うな。救い方の間違え方まで被るな。

 昔の女がしゃしゃり出てくるな。わたしの知らないあいつのことを知ってますって顔するな。理解者面なんてするな。わたしのだ。わたしのなんだから。

 ……わたしが一番愛してるんだ。愛してるのに!!!」



 ──救い方がわからないのはわたしも同じだ。




 いつか彼は言った。


『誰も殺さなかったならおまえは悪くない』


「ふざけんな。それは、自分を呪う言葉だっただろうが! わたしを救って代わりに自傷してちゃ、意味ないのよクソバカ!!」


『綺麗でいてくれ。汚れるな』


「…………意味がわからない!! わたしはそもそも綺麗じゃない! 性格なんてよくないし、暗いし陰湿だし、思い込みが激しいし、脳味噌だって足りてない! 知ってるでしょう!?

 だからっ、別に……あんたと同じ地獄に堕ちることくらい、ちっとも怖くないのよ!? ねえ!!!

 ねえ、なんで……分からず屋!!!」



 魔法使いじゃないくせに、あいつの言葉はあいつ自身を綺麗に呪って。

 わたしは言葉を操る魔女のくせに、救うための言葉がわからない。


 ……違う。


 言葉じゃ人は救えないのだ。

 魔女には、人を救えない。





「……ばかみたい」


 眠れない夜を分かち合って、分かったつもりで。

 理解者面してあなたの隣にいることで悦に浸ってたの。

 それで平気だと思っていたの。

 あなたを信頼しんじていたつもりで、あなたの強さを信仰しんじていて、絶対が揺らぐことはないんだと思い込んでいたの。

 独りよがりに。


 ──あなたの本当なんて何ひとつ知らなかったのに。




 膝を付いた。

 ボロボロと涙が溢れた。

 涙腺はもうずっと壊れていた。

 嗚咽のひとつも出てこない。

 一人だと声を上げて泣けなかった。


 ……そう、一人だ。


 たった一人、救えればそれでいいのに。

 そんなことも簡単にできないほど。




 ──わたしたちは、弱い。





 俯けば、ずたずたに引きちぎれた髪が濡れてしまうから上を見上げるしかなかった。

 空は綺麗で、月は煌々と輝いていた。

 一人きりの夜は恐ろしいほど明るくて、目の前がどうしようもないほどに暗い。



「…………っ、」



 でも、まだ諦めたくないのだ。

 何ひとつ。




 涙を拭う。

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