第42話ビニールプール

 息子くん幼少期にはよくベランダにビニールプール出していたのだけど、小さなうちは水も飛び散らなくって良かったのですが、時が経つにつれてビニールプールをベランダに出す機会が減っていきました。

 当然息子くんは遊びが減ってしまいビニールプールを要求し泣きはらすなんてことも屡々。

 しかし、既に遊び方がお水ちゃぷちゃぷで済まない息子くんをベランダのビニールプールに遊ばせる事は考えられず、思案した結果子供部屋にかなり大きなビニールプールを新しく購入、そしてボールプールを作りました。

 これなら冬も遊べるしということでこのボールプールが大活躍。

 難点は毎日ボールプールに入れた大量のボールの消毒とボールプールに混ざったブロックなどの取り除き。

 しかし、ここさえ抑えれば雨の日でも機嫌よく息子くん遊んでくれる。

 このボールプールは息子くんが年中さんになるまでの三年間活躍してくれてました。

 ボールプールをいよいよ辞めたのはビニールプールが壊れたため。

 丁度お世話になっていた児童センターでボールプール用のボールを探していたので打診してみたところ、是非と言われて息子くんと持っていきました。

 四十五リットルのポリ袋八袋分。

 当然の如くボールプールは我が家のボールでいっぱいに。同時に息子くんも児童センターから卒業し、お兄ちゃんに一歩前進。

 息子くん今はボールプールもビニールプールも記憶にはないけれどママの大変ででもすごく助かった思い出です。

 

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