第25話 呼んでもいいんだぜ!
今回は、2ヶ月ぶりの更新です。
まだまだ、友人たちの衝撃的(笑劇的)発言はたくさんあるけれど……。これが一番驚いた、
発言の主は、親友の
発言の主旨は、『初恋だ!』。いい迷惑だよ、ホントに。
学校帰りに、わたしの
父に、簡単に美亜ちゃんを紹介して、美亜ちゃんも、ぎこちなくも挨拶をして、わたしの部屋に引きこもる。
そこで、美亜ちゃんが爆弾発言を投下してきた。
「ひな(仮名)のお父さん、カッコいいよなぁ?」
「そう……?」
身内を褒められて、わたしだって悪い気はしない。まぁ、身贔屓を含めても、平均以上だとは思ってる。まだ、三十代半ばだし。
「そうだよ。うちのパパよりカッコいい!」
「パパ? 美亜ちゃん、パパ呼びかよ? でもぉ、娘にそんなこと言われたら、美亜ちゃんのお父さん、泣くよ、きっと……」
「仕方ないだろ? そう思っちゃったんだから。これってきっと、わたしの初恋だっ!」
本気で、口に含んだ麦茶を吹き出しちゃったよ。
そんな事態を気にもせず、なんか、美亜ちゃんが、瞳をキラキラさせてる。それって、漫画だけの表現かと思ってたけど、実際にもあるんだな?
美亜ちゃんをジト目で睨むわたし。
「わたし、ひなのお父さんと結婚する!」
わたしは、口をポカンとあけて、阿呆面をしていたんだろう。いまいち、この時の心境は覚えてない。
「ひなぁ? わたしのこと、お母さんって呼んでもいいんだぜ!」
「絶対、ヤダっ!」
これは、わたしと
捻りもオチもないけど、
この後、色仕掛けで迫る美亜ちゃんのお話は、また次回?
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