Lucid Dreaming

作者 愛宕平九郎

125

42人が評価しました

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★★★ Excellent!!!

軍を率いて攻防を繰り広げる者たちの重厚な戦記物語です。
敵対する者たちの立場や関係性が緻密に描かれ、戦闘シーンも迫力満点。

ファンタジーと言いつつ三国志風の雰囲気で、時折SFチックな部分も挿入され、ああこれはそういう話だったのかと腑に落ちるところへ収束してゆきます。

本作の前日譚『Lucid Dreaming - Prequel -』も公開され、繰り返される歴史が過去へ未来へと広がっていることを想像させます。

これは長編化を期待してしまう……!

★★★ Excellent!!!

賊徒フルー軍から王国を救うべき立ち上がる義勇団。

丁寧に描かれた情景描写。
短編で終わらせてしまうのが勿体ないくらい、迫力のある戦闘シーン。

作者様の他の作品とは異なるジャンルに、先ずは意表を突かれ、その筆力と迫力に圧倒されます。

斬新な設定、熱い攻防を壮大なスケールで描いたSFファンタジー。

※ラストのオチに思わず笑みが漏れます。

★★★ Excellent!!!

出だしは硬派な戦記ものかと思いました。
しかし設定が独特。自分の分身を増やして軍を作ると言うSFチックな設定が挟まります。さらにはSFチックな乗り物まで。
すると敵にまるで神話に出てくる神のような存在が。
個性的な設定の数々ですが、ところどころで「はて? なんだろうこの既視感は」と思える場面に出くわします。しかし、重厚で説得力のある文章と血沸き肉躍るバトルシーンがその疑問を押し流してしまいます。

そして……最後のオチが——!!

硬派な文章やバトルものが好きな方に特にお勧めします。

★★★ Excellent!!!

あり得んような斬新な戦闘描写に、「何だ、何なんだこれは…!」と読み進めた後、最後に「なるほど、そういう事か!」と納得。うわあ、短編にとどめるのはもったいないような…。長編化したら上橋菜穂子の「鹿の王」みたいな壮大な展開も期待出来そうですが、短編ならではのまとまりの良さも感じます。
臨場感溢れる活劇的描写が素晴らしく、ユーモアも感じさせる文体が著者の持ち味だと思います。
妄想力は創作の源だと感じさせられました。今後もパワー溢れる作品を期待します!

★★★ Excellent!!!

短編小説において、異世界モノは不利になりやすいのですが、こちらの作品は見事にアイデアでカバーした秀作です。

戦闘シーンに特化していながらも、細かい設定が種明かしに活かされていて、上手いなと納得させられました。

短編小説に留めておくには惜しい気がしますが、短編小説だからこそ綺麗にまとまった感じもしますので、このまま弾けるような妄想世界を堪能していただけたらと思います。

最後に、妄想は自由です。どんな局面にあっても、その局面を妄想に変えるスタンスにはまいりました!

山田くん、座布団一枚です!

★★★ Excellent!!!

こういう作品はいいですね。
濃厚で妄想過多ですっぱりと現実世界とは違う世界。
そこでいつ果てるともしれない戦いを繰り広げている戦士たち。

そんな彼らの熱い戦いが見事な筆致で生き生きと描かれています。
それこそこれが短編なのが残念なくらいです。
でもこの話のラストには短編ならではの良さが隠されているんです。

そんな構成もバッチリ決まった完成度の高い作品です。
気軽に読めるおススメの物語です。

★★★ Excellent!!!

ジャンルは異世界ファンタジーですが、その枠に収まらない底力を感じさせる短編です。

熱気に覆われた大地、そこで繰り広げられる戦い。
疲弊する王国を救うべく立ち上がった義勇軍。
彼らの宿敵たる「あの男」と謎の金髪の女騎士。

とにかくかっこいいです。

明晰夢というタイトルにこめられた意味を考えるもよし、武人たちの華麗な舞いに酔うのもよし。

高い筆力にただただ圧倒されます。

★★★ Excellent!!!

異世界の攻防的な、ハラハラするテンポ。
序盤から熱すぎる闘いや台詞回し等、わざと気づきを誘っていたので、『一体何を擬人化してるんだろう?』と思いながら読んでいましたが、なるほど、さすが、ナイスタイミングな感じです!

『うなれ、僕のイトニングソードっ!』
『くっ、貴様のライトニングソード如きに屈する私ではないっ』