第7話
水道屋
「ここなんですよ」
華原幸三が台所のパイプの水漏れ箇所を
指差して水道屋に言った。
「水漏れしてるのは」
「なるほど」
水道屋は華原が指差したところを
ろくに見もしないで、誰かに
スマホ📱で電話し☎️📞た。
「よお、マミか。久しぶりじゃん」
水道屋は急に生き生きし始めた。
「水漏れ修理を頼んできたオッサン。ダッサイ
やつでさあ。俺が水漏れ修理できると
思ってやんの。笑えるだろ」
水道屋が笑い出した。
「じゃあな、またかけるわ」
水道屋がスマホを📱しまって、華原に
言った。
「え〜と、修理代75000円です」
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