Seg 25 在りし絆、綴りて証 -04-
「
「?」
顔の赤みを
「最初、無愛想にしていてごめん。
……だから、君みたいな子供は初めてだけど同じように考えてた」
でも君は
「何で
予想していた返事と
「ボクだって、こうやって
「いや、君の場合は世界の方を君に合わせないといけないからだろ。それは言の葉屋と
自分でも不思議なくらい
それもそうだ。ユウの姿に、
大切に大切に、
「君を見ていて、
恩人か友人か、はたまた
ユウもつられて
「きっと、その人も
「え……?」
――どうして、そう思う
言おうとしてやめた。
ユウが言うなら、そうなのだろう。そう思えた。
「……そうだね。きっとそうだろうね」
「
「ねえ、ユウ……手の平を出して」
「はい?」
急なことに
「わっ……!?」
「
そう言って、ユウの手の平に指で文字を
「うあ……なんか、すごい」
初めての感覚に、言葉の表現が追いつかない。
「忘れてたのを思い出したような感じがする?」
「うんっ!」
「そう、きっと役に立つよ」
言われて喜ぶユウの顔が、
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