『小惑星』

なぜここに揺蕩たゆたっているのか。

別れ出た家族ファミリーとも遠く離れた。

ひっそりと一人たたずむ私は、名もなき小惑星。

かのお方に添うようにと育ち、富と権力の後ろ盾を誇ってなお、

目にすらかかれず打ち捨てられた石っころ。


私の居るべき場所に、磨き抜かれた宝石みたいな彼女が輝く。

私はなぜここにいるの。

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っていう、短編を書いてたんですよ。思いつきで。えへへ。

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