『飲食禁止』

「この部屋飲食禁止だって。どうする?食堂埋まってるし」

一緒にセミナーに参加した同僚に、菓子パン片手に問いかける。

「三時までだっけ。コーヒーで誤魔化す」

「えー、お腹すくじゃん」

げんなりした私の手からひょいとパンが取り上げられた。

「帰りに一緒に飯に行く、でいいだろ?待ってろよ」

----------

「ふざけんな」となるか、「はい♡」となるかは関係次第。

大半は「奢りなら喜んで」に決着かも。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る