『炭酸ガス』
飽和して浮き上がる気泡。
しゅわしゅわと弾け霧散して、本当はなくなってしまうはずなのに
いつまでも胸の中で炭酸ガスは沸きだし続け
いつか世界の成分を変えてしまいそうだ。
重なる唇から肺の中の酸素を奪う。
呼吸のO2消費率もCO2排出率も5%以下。
僕らが窒息するまでは、まだ少し時間がある。
------------
バブに浸かりたい。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます