第567話 ときわごぜ



 自宅、入浴、カフェ用と分け、複数の歴史小説を同時並行で読んでいるカヨさん。


 成人の日の宵、kindleを繰りながら、思わずハラハラ涙をあふれさせた模様です。


 平氏に討たれた源義朝の愛妾・常盤御前が、乳飲み子の牛若を含む3人のをさなを抱え、着の身着のままで寒い山中を彷徨い歩くが、京で生母が捕われていると知り、自ら名乗り出て平清盛の前に引き立てられ、尋問を受ける場面……。(´;ω;`)ウゥゥ


 その前に、逃避行中に父や兄らとはぐれ、単身で捕らわれた少年・頼朝(異母)の健気な描写がまた実に念入りだったこともあり、「日本文学史上に名を成す傑作小説は数多あれど、やっぱり吉川英治さんの『新・平家物語』が最高峰だよね~」と。(@^^)/~~~




 


 

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