第326話 そうごうし
書店へ立ち寄ったカヨさんが久しぶりに総合誌を手にしてみる気になったのは、旧知の数学者が巻頭エッセイを執筆していたのと、本文の活字が大きかったから。
何十年とつづいている連載がまだ生き残っている(ただしメンバーは男性のみ)ことに小さく感動したり、伝統的なレイアウトの読みやすさに改めて感心したり。
とりわけ破顔したのは、上記の数学者(地方文学賞選考委員としてご一緒した)が某国の上層部を「空気を吐くように嘘を吐く人々」と形容されていたこと。(笑)
昔から率直な先生でしたが、相変わらずのご健在ぶりに心から拍手喝采でした。
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