第172話 せだいこうたい


 

 

 

 いまだにカレンダーを年末号の付録にしている古めかしいタイプの雑誌、お得意さまへとして無料で配布されるものはもとより、義理ある人から買ってと頼まれるカレンダーほど始末におえないものはないと、歳末のたびに困惑しているカヨさんです(断りきれないときは、家に持ち帰るとすぐゴミに出しています)。(*´з`)


 物を減らす生活を徹底させており、厳選した美術品ですら壁に掛けず棚に置いているくらいですから、壁になにか、それもまったく趣味に合わない暦を掛けるなどもってのほか、1年中、見るたびイライラするなど、想像するだにゾッとします。


 コロナを機に社会が大きく変容しようとしているとき、相応のエネルギーを伴う変化を疎み、前の時代に引きもどそうと負の方向へ働きかける勢力(他者の迷惑も顧みず、カフェで声高に持論を述べ立てる高齢者がその象徴かと)の存在は、これからの時代を生きていかねばならない若い世代の足かせになりかねません。"(-""-)"


 政財界を初め社会全体で一刻も早い世代交代をと切に願うカヨさんです。<(_ _)>

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る